ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

自担・森田美勇人が7ORDERを脱退します

 

この数年、界隈に限らず脱退や解散のニュースを目にすることが多くなった。

でもまさか自分の推しが該当することになるなんて思いもしないだろう。

 

いや、思いもしなかったと言えば噓になる。楽しかった時間の後にふと「彼らはいつまで一緒にいるんだろう」とか「この中で一番最初にいなくなるのは誰だろう」とか考えなかったわけではない。でもそれらは現実味を帯びていなくて、過度な憶測に過ぎないと思っていた。そう思いたかった。

 

しかし、彼の中の決意は固かったようだ。メンバーがギリギリまで止めようとしても確固たる彼の意思が揺るぐことはなくそのまま脱退する運びとなった。

 

 

今このブログを閲覧してくださっているあなたは、グループと距離を置いてファンと寄り添いたい気持ちなのかもしれない。どんなに自担が推しグルが好きでもそういう時は誰にだってある。急に脱退なんて言われたら裏切られた気持ちになるのは当然だし、頭の整理がつかなくて何がどう不安なのかわからないけど、とりあえず何をしたらいいのかわからない。そんなジレンマを抱えているだろう。だから、これは自分のためにもファンの方々のためにも不安な要素を言語化して書き出してみるブログ。

 

 

1不安な要素を言語化してみた

 

①脱退発表当日に脱退って

「本日をもちまして」って何。しかも報告があったのが21時。脱退まで3時間しかないじゃん。そんな短時間で気持ちの整理つくと思ってるの?私たちはそんな単純な気持ちで生きていない。オーラスのテロップとかで時々「あまりにも誇張しすぎじゃないか」って思う時はあったけど、でもそれは彼らの辿ってきた道があまりにも険しかったからそういう言葉回しをしたんだろうって思ってた。信じてた。心構えができていないまま脱退だなんて、これほど残虐なことがあるだろうか。ジャニーズだって脱退の数か月前に報告してくれるよ。ライブを純粋に楽しんでほしかったからDUAL武蔵野オーラスまで何も言わなかったとか言ってるけど、急に「7人の活動はこれでおしまいです」って切られる側の気持ち。あなたたちは2年前から知っていたのだろうけど、私たちは勘づくことはできてもそれが確かなことだなんてわからなかったし思いたくなかったから、そんな気持ちで挑んでなかったんだよ。最後に7ORDER森田美勇人としてステージに立つ姿を見たかったな。それがわかっていればもっとあの景色を焼き付けていたのに。推しは推せる時に推せ、なんて言うけど、隠され続けたらいつが推し時かなんてわからないじゃん。まあどんな形で報告するにせよどうせアンチが来るのはメンバーだってよくわかっていたはずだから、当日発表にしたのかもしれない。今回に限っては運営さんがポンコツで良かったーって話をファンの方としていた。まだHPから彼の名前は削除されていない。

 

 

②それって脱退しなくちゃできないこと?

この数年グループ活動よりも社会貢献に取り組む姿勢が強くなっているのはなんとなく気付いていた。見て見ぬ振りをしていただけで。でもそれってさ、事務所を退所してまで結成したグループを脱退しないとできないことなの?確かにバンドもダンスも色んなことするからライブに費やす時間は長いと思うけど。でも、7ORDER森田美勇人の代わりはどこにもいないんだよ。あなたにしかできないことが沢山ある。表に出ている以上誰かに応援されていて誰かの人生を背負っていていることを忘れないでほしかった。それが美勇人のプレッシャーになっていた部分は少なからずあると思う。色んなことを期待して色んなエゴを押し付けて傷つけさせてしまったことも。けれど、色んな分岐点があってもあなたは表舞台を選び続けた。

 

あなたたちの覚悟ってそんな脆いものだったの?7人でメジャーデビューっていう目標を抱えて始動したグループなんだよね。グループ名に数字を入れた時点で決意は堅かったんじゃないの?一度本人達の意思にそぐわない形でバラバラにされたグループだったから、もう二の舞は起きないだろうって過信してた。結成してから月日が流れ、次第に個展とか声優とか独演会とか映画制作とか各々がやりたいことを模索し始めて不安になる時もあったけど、原点は7ORDERにあると思ってたから、どこに行っても必ず戻ってくるんだって信じてた。横アリに帰ってくることを夢見てた。10周年、20周年を迎えいつかは東京ドームでライブだなんて考えたこともある。外の世界で戦い始めて強くなった彼らならどんなことも叶えられるって。もう7人では叶えられない。「7人で始めた僕らのグループ「7ORDER」は僕の中では終わりです」っていう顕嵐の言葉がたまらなく怖いよ。

 

 

③この2年間の意味とは

考えると恐ろしいけど、考えざるを得ない。2年前といえば武道館やWEA ARE ONEの写真展が終わって、武者修行が始まろうとしていた頃。初めての全国ツアーだったから大変そうだったけど、あの期間の彼らは輝いていた。当時既に脱退を考えていたなんて。私史上一番最強のライブだと思っているDate withの時も半端な気持ちで参加していたの?7ORDERの存在が彼の首を絞めていたとするならば、それはとても悲しくて切なくて寂しい。私たちが大好きな7ORDERという居場所が彼にとって邪魔だったのなら。複雑な気持ちが渦巻いていたにせよ、この2年間は美勇人にとって意味のあった時間だと思いたい。あなたのために働いて、頑張って、生きている人がいるから。その人たちの気持ちは無視しないで。過去を振り返ったところでどうしようも無いけど、美勇人含めみんなが満足できる形で活動を続ける方法はなかったのだろうか。どこから歯車がずれ始めたんだろう、もう何もかもわかんない。

 

 

④これからの7ORDERはどうなる?

未来の話。美勇人は積極的に自分から発言するタイプではないけど、時折挟んでくるボケやツッコミがメンバー1秀逸で、ワードセンスが高いからMCやトークには欠かせない存在だから、まずそこに穴ができる。そして一番問題なのはパフォーマンス。彼らの武器であるダンスは美勇人がセンターで引っ張っていたから、バランスが大きく変わる。7ORDERは美勇人がいたからダンスも頑張ったのかなって思う節があるんだよね、Jr.時代からずば抜けていたた彼のダンスを使わない手はない。バンドに関してはそもそもベースがいないと組めないし(バンドに必要不可欠なのがボーカル、ギター、ベース、ドラム。初期Love-tuneはこの構成)。今後ダンスとバンスの配分がどうなるのか。彼らの「ダンスもバンドもやる」というアイデンティティーは失われてしまうのか。

 

もう一つ懸念しているのは、美勇人の存在がタブーにならないか。これが一番辛い。活動する場所は変わっても7人はどうか7人のままでいて。美勇人を最初からいなかったようには扱ってほしくないし、彼らの交流はこれからもあり続けてほしい。目に見える形で7人で一緒にいることは難しくなったのかもしれないけど、どうか7OREDRには常に美勇人の存在がありますように。

 

 

 

2個人の意見

 

ここからは主の一人語り。色んな意見があるかとは思うけど、イチ美勇人担がぼやいてるなー程度に捉えてくれたら幸いです。

 

前述したように、脱退や解散のことを考えたことがないわけではなかった。個人的には、俳優業で引っ張りだこな顕嵐が脱退する可能性が高いかなって考えてたからまさか自担がなんて思いもしなかった(安井くん、さなぴー、ながつが7ORDERにいてくれる解釈はオタク一同一致)。だから、インスタであの異様に真っ白な地に文字が書いてある投稿を見た時は何も理解できなかった。ファンの方々のツイートで実感湧くかなって思っても放心状態で、言葉が出てこない。これまで色んなグループに色んな推しくんがいたけど、実は自担がこういう目に合うのが初めてで(5年前はグループごとだったから、まだ希望が持てたのだ)、いざ抜ける側の立場になってみると、自担も心配だし自担がいなくなったグループを見るのが怖い。解散して散らばってしまうよりはマシなのかもしれない。でも、最近は外部のイベントやフェスに参加し始めて「振り幅がすごい。勝てない」と認めてもらえるようになってきたところなのに。まだまだこれからじゃん。もっと大きくなれるはずだったじゃん。

 

7人が7人でいるのが当たり前でないことなんて5年前に嫌というほど実感したのに。この5年間の活動があまりにも深すぎて濃密すぎてそんなことさえ忘れていた自分に嫌気がさす。覚悟を持って他のグループから担降りして7ORDERに賭けてきたから、大袈裟かもしれないけど時間もお金も費やして本気で追っていたから、今は裏切られたショックと見えない未来に絶望している。

 

結局、私たちはこの数年どんな不安を抱えても、「彼らなら色んな険しい道を乗り越えてきたから大丈夫」と過去を盾に嫌な理由から目を背けていたんだ。全部過去のせいにして今を見れていなかったのかもしれない。時間って残酷で、環境も想いも関係性も全てを変えてしまう。良くも悪くも。メジャーデビューしていなかったらまだ同じ目標に向けて走れていたのかもしれないのにね。キンプリじゃないけど、デビューしてそれから先の未来が見えなくなったっていう方向性の違いがメンバー間の溝を深めていく。7ORDERはほかのバンドやグループよりも圧倒的にライブが多くて、改めて考えてみるとその忙しさが美勇人くんを縛っていたのかなと思えてくる。脱退するくらいならもっとゆっくりで良かったのに。活動休止でもなんでも私達はいくらだって待つのに。

 

6人体制になるって急に言われたって実感湧かないし、美勇人がいない7ORDERなんて多分受け入れられない。彼のことをずっと見てきたから。いつの日か7ORDERが活動を再開したとしても美勇人がいないなら、それはもう7ORDERではないと思う。あのキラキラした時間は帰ってこないから。

 

それでも今私たちにできるのは、7ORDERというグループを信じ続けること、美勇人が残してくれた曲や想いや魂を受け止めて前を向くこと。しばらくは立ち直れないけど、いつかどこかの未来で7人が一緒にいられますように。私たちはそんな夢を一生見続けるのだろう。

 

 

 

美勇人くんへ

 

複雑な思いを2年間も抱え続けさせてしまってごめんなさい。ギリギリの発表になったのはメンバーや関係者さんが最後まで引き留めてくれたと思うから。モロが言ってたように、彼らがDUALに賭けていたことも知ったから。ファンがあなたの残る理由になれなくてごめんなさい。改めて自分の微力さに絶望する。一人ではできないこともみんなとならできるなんて、そんなことはなかった。団結しても守りたいものは守れなかった。

 

やりたいことを自由にやれる環境を作ってあげられなくてごめんなさい。これからどうなるかわからない中でメンバーはひたすら「7ORDERはもっと大きくなります」「おじいちゃんになっても7ORDERでいたい」って言ってくれて、色んな方面からプレッシャーをかけてしまった。ここ数年どこの界隈でも脱退とか解散とかが日常茶飯事になってて、それなのに「私たちは大丈夫。あの歴史を乗り越えてきたんだから」ってふんぞり返ってた自分を殴りたい。

 

キラキラした美勇人にまた会いたいって言ったらそれはあなたを苦しめますか。

 

まだ私は「これからも僕は何度も美勇人を誘うと思います。まだ諦められない」ってさなぴーの言葉を信じ続ける。ほんのわずかでも可能性が残っているなら、諦めきれないし諦めたくない。

 

 

最後に。

 

正直裏切られた気持ちは強い。自分たちにできたことがもっとあったかもしれないし、まだやれることがあるならもっとやってほしかった。この2年間を疑ってしまう自分がいる。でも、あなたたちの活動が全部嘘ってわけではないはずなんだ。心から楽しんでいたものもきっとあると思うし、みんながいたから叶えられた夢もきっとあると思うから。武道館の初日とDate withで横浜に帰ってきたときの涙は偽りではないと信じたい。真実は日々の活動にあるんじゃないかな。

 

変な意地張らずに早く帰ってきてくれることを願って。