ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

CALLが歴史を刻む

 

2022年8月6日、7ORDERのオタクに衝撃的な事件が2つ起きた。

 

第一に、セクゾのMCにて「7ORDER」発言。

この数か月で急激に各グループのライブにて彼らの話をオブラートにすることが増えた。3年の月日は時効というべきなのだろうか。オタクの側としてはあの出来事を忘れることはないが、向こうの世界では何もなかったかのように時は進んでいた。というより、最近はJr.のオタク層も入れ替わってLove-tuneの存在さえ知らない人もいる。決して、彼らを知っておけなどという強制的な思考を押し付けることはしないが、このまま当時のことを知らない人ばかりになってしまえば、あの出来事が抹消されてしまう。二度と起きてはいけない。歴史が繰り返されるものであるとするならば、この過ちはそれぞれオタクが胸に留めておいても良いのではないだろうか。

 

彼らには大切な仲間がたくさんいた。時効を迎え(ということにしておく)、たくさんの思い出あるメンバーが彼らの話を発信してくれる。王道的に言えばきょもみゅなのだろうが(美勇人くんはインスタ、きょもは雑誌で常日頃匂わせ中。美勇人曰はく、きょもは「真っ白な親友」)、個人的にはちゃかが顕嵐の話をするのとか、樹がモロの話をするのが大好物。近々で言うと、美勇人くんはアメリカにいるトラジャのメンバーから連絡来たらしい。

 

そして今日の夜公演にて、こんなやり取りがあったそうだ。

 

 

ミスノはSnow Manがデビューしたのでギリセーのラインなんだろうけど、記憶の限り7ORDERというグループ名が出たのはこの4年間で初めてだと思う。ふまパラを始めとしてたくさん交流あったからね。風磨くんと安井くんはめちゃくちゃ仲良かったし。

 

ただ、気になったのは風磨の最後の発言。ジャニーズ本人達がご察知の通り、7ORDERは事務所の反乱粒子として完全にテレビ界からタブー視されている。そんな彼らを初期段階で起用してくれたTOKYO MXさんには感謝してもしきれないが、本来なら活動規模的にはMステに出られそうにも関わらず、ファンの声が届いたことは未だない。特にひどかったのは、地上波のAぇの番組でBGMとして『ONE』と『タイムトラベラー』が使用された時のこと。オタクが「使われてるよ!!!」と盛り上がったのも束の間、TVerではすぐにBGMが切り替えられていた......どうせ事務所の圧力なんだろうな。私達の前にはいつだって圧力と言う壁が立ちはだかる。どんなに彼らに実力があっても、周りがプッシュしてくれないと前に進めないって一番わかっているのは事務所じゃないか。

 

しかし、状況が恒久的かと言えば少しずつ変わってきている。理由はわからないが、地上波のゴールデンの番組で様様がBGMに使われることがちょくちょくあったり、さらに今月はテレ朝で新曲を起用してもらえることになった。DisGOOnieの繋がりかな、、とりあえず嬉しい。

 

 

話は長くなりましたが、本題は第二の侍がCALLをセトリに入れた件について。

 

彼らを象徴する赤黒の衣装や河合くんが作ってくれたマスピの衣装は侍、湾岸の青ピンク衣装やThis is Love Songの衣装(もとはダイスキデス)は美など、彼らの衣装が降りることはこれまでにもあった。クリスカのもどこかのグループに降りてたな...。ところが、オリ曲が降りるというのは初めてだ。そもそも解散したJr.グループの曲が降りるのは稀で、Ya-Ya-yah世界がひとつになるまでくらいしかないかも。

 

CALLは彼らの代名詞だ。彼ら以外身にまとえないようなどキツイピンクの衣装と共に披露されることが多かった初めてのオリ曲。確かドリボでもらったのかな。王道的な曲ではないけど、らぶらしさが詰まった曲。特に「Oh my god!」の安井くんと、オチサビ前でドラムの萩ちゃんの周りにみんなが集まるのは恒例。少クラで、舞台で、先輩のバックで、彼らは大海原に出てこの曲と成長してきた。最後の祭りの一番最初とアンコもこれ。思い出がいっぱい詰まった大切な曲だった。

 

それを侍が歌い継ぐ。言葉を選ばないと諸々大変なのでここではこう記載しておくが、オタクの心境としてはとても複雑だ。彼らが少クラに出なくなってすぐバンド形態で出るようになって、衣装もカバーしてた曲も被ることが多くて、なんだか思い出を塗り替えられているような感じがした。

 

何もなかったかのように消えてしまうのであれば、せめてこの曲だけでも残しておきたい気持ちはある一方、やはり彼らが歌っている姿を想像すると胸が苦しくなる。結局何をしたところで「またか」と思うのだろうから、紡いでくれてありがとうと感謝しておくべきなのだろうか。

 

嶺亜はブログでこのように言っていたらしい。

 

「やりたい楽曲が別れることの多い俺らが満場一致でずっとやりたかった凄くかっこいい曲」

「本家がかっこよくてハードルは高いけど 自分たちが大好きな曲を楽しんで披露してる姿をファンに見せたい」

 

彼らの活動をずっと見てきた侍なのだ。彼らの辿ってきた歴史も知っているからこそ、歌い継いでいきたいという気持ちがあったのかもしれない。「本家」とオブラートに包んではいるが、彼らをリスペクトしてくれ、ここで述べられている「ファン」はもしかしたら侍のオタクだけではないのかもしれない。

 

あの出来事以来事務所に不信感しか覚えていないので何を信じれば良いのかわからないが、侍が自身にできることを全うしてくれ、彼らの歴史を、名を刻んでくれるのであれば、ジャニーズの未来は明るいのだろうか。