ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

NACK7 最終回を終えて

 

2024年3月30日をもって、3年と3カ月のNACK7の歴史に幕が閉じた。

最近らじらーだったりBADのレコメンだったりうるじゃんだったり、青春を共にしてきた大切なラジオ番組が終了する悲報を耳にし切ない気持ちになっていたのだが、放送当初から肩入れしていたNACK7が終わってしまうことの衝撃は大きかった。毎年番組改編を乗り切ってきたことが奇跡だったのだと気付かされる。

 

本当に私情でしかないけど、ここでNACK7との日々を浄化する。

 

始まりは2020年12月。メジャーデビューまで1カ月をきるというタイミングではぎやすがNACK5の番組にゲスト出演するという流れで、深夜1時半頃ベッドの中でラジオを聞いた。「このままレギュラー放送にならないかな」と少しの望みを抱いていると、番組の最後でその旨が伝えられた。すごい。前事務所で培ってきた安井くんのトーク力とリーダーシップ、回し術を発揮できるラジオという場所で安定の地位を獲得したことも嬉しかったし、コロナ禍から2020年末までせぶんのYouTubeの方で配信していた家でらじおごっこなどを聞いて彼らは絶対にラジオ番組を持った方が良いとずっと願っていたのでオタクの夢がひとつ叶った瞬間でもあった。

かと思いきやMCはまさかの萩ちゃん(笑)慣れてる安井くんではなくNACK5が埼玉ローカルということでご縁は萩ちゃんに回ってくる。最初は大丈夫かなー緊張してるなーと不安だったが徐々に板についてきて気付けば彼のトークで寝落ちしてしまうくらいには信頼も経験も積んでいた。

メジャーデビューまで毎週LIFEが流れることで彼らのデビューを実感したり、翌日学校があるにも関わらずリアタイに命を懸けて深夜まで起きる日々だったり、反対に番組改編で放送が早まった時にはご飯を食べる時間やお風呂に入る時間を調節してなんとしてでもリアタイを逃すまいと奮闘した日々は今でも鮮明に覚えている。彼らなしでは語れない主のJKの記録だ。

 

最終回にて、萩ちゃんが何度も「寂しいって言ってくださる声もとても多くて、良い番組作れたんだなー」と言っていた。最初はトークにコンプレックスを抱いていた彼が、この数年で成長して最後にはやってきてよかったと心から言える日を迎えられて良かった。萩ちゃんのまったりした包容力のある声と、まっすぐな言葉と、たまにオタクすぎてリスナーがついていけないような話まで、彼が楽しめたようで良かった。またどこかで。この言葉を信じて、7ORDERの第2章も始まるわけだし彼らのことを信じて、私たちは歩み直そう。