ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

「演劇ドラフトグランプリ」観劇記録

 

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2022年6月14日(火)『演劇ドラフトグランプリ』 日本武道館

 

16:40〜、16:50〜 予告映像が流れる(テラさんの共演したら嬉しいランキングが使用されてた)

17:05 開演(5分遅れ)

19:14 投票スタート

20:03 終演(予定公演時間は2時間半)

 

【ステージセット】

南アリーナ中央は4列まで(その後ろに審査員席)

サイドの花道(段差なし)から役者は登場。

 

 

個人的な話、武道館が1年5か月ぶりなので、九段下を降りた後のエスカレーターで当時の記憶が一気に蘇ってきました。

 

男性の方が結構いてびっくりした。あとで#演劇ドラフトグランプリ をインスタで調べてみると、俳優の芽が結構来てたらしい…!みんな頑張れ…‼︎開演45分前くらいから小雨が降り始めたりと天気はぐずついてたけど、気分は快晴。

 

 

ID Checkers

一番最初にこれ持ってきたの大正解。4つの作品の中で一番王道的、しかしながら屋敷さんの特徴的な韻を踏む心地いいリズム感が良かった。演劇における間の重要さがよくわかる。間を置かない、次から次へと台詞を重ねる行為によって焦燥感に駆られるというか、自然と作品に引き込まれる。

高校生活最後の夏を題材にした青春物語で、置かれた状況が少し似ていたこともあり、個人的にはめちゃくちゃ刺さりました。
最初まっきーさんは、楓馬の葛藤の感情かと思ってたけど、実は数か月後の楓馬という、時間軸が混ざっている作品でもある。

 

劇団「打」

 

大好きな西田作品、20分の間でどんなものを見せてくれるのかなーと思ってたところ、やはりテーマは「人の心」でした。分断された4つの世界が武器で一つになる。だけど人々は納得してくれない。なぜかーそれは私達が人間だからである。

 

冒頭で「手を挙げなさい」という観客を引き付けるシーン。これは無観客や配信だけでは出来上がらなかった作品だろうな。問いかけられることによって、自分はどうすれば良いのだろうかと観客はドキドキする。役者と西田さんの魅力が最大限に引き出されていた殺陣。照明も音響も美しくて、邦楽の使い方がここまで上手い人を私は西田さん以外に知らない。今回の日本語歌詞は抽象的だったけど、他作品を見てみるとかなりゴリゴリの日本語で歌われている曲も使われていたりする。率直に言ってしまえば洋楽と比べ興ざめしやすい邦楽のはずなのに、西田さんはその使い方が本当に上手い。


ただ、難しい内容ではあったのでもう一回観たかった。DisGOOnieの経験より西田作品は全体の話を知ることで新たに発見できることが多いから、正直この一回きりのみで全てを理解することは難しかった。後で配信で見返すことにします。でも、とりあえず色々連想させられたり考えさせられたりしたことは覚えてる。他者の視点から物語は進められる。


もう一つ。冒頭数分は仮面を付けたうえでの芝居だったのですが、俳優オタクの私的には誰が誰だか分からなかったのが反対に良かった。声で区別しようともみんな動くから追いきれないので、「演技」そのものを感じることが出来た。さらに驚いたのは流司くんと透也くん、詠斗くんと鯛ちゃんという対の関係性。透也くんのビジュが流司くんそのままで最初本当に流司くんかと思ってた。それぞれ背格好が似ているのでわかりやすい人物設定。

他チームのメンバーが挨拶をしているとき、皆して正面を向いてた「打」(しいて言うなら鯛ちゃんが少し顔向けてた)。

 

てか稽古期間4日ってやばくない…?皆様お忙しいからそんな時間は取れてないんだろうなーってのは思ってたけどまさか4日……

 

超MIX

 

予想通り、こちらのチームはパフォーマンスで攻めてくるスタイル(このメンツだったらそうなるよな)。もはやライブ。ダンス、アクロバットなど各エキスパートが集ってミックスされた演出は迫力満点でした。感情や情景を言葉というよりはパフォーマンスで表現していたので、こちらの想像も膨らむ。そういう意味では一番解釈が広い作品だったかもしれない。比較的言語に束縛されない。私は、異なる思考を持った各人がそれぞれひとつの国を形成しているように感じた。

良い意味で照明がうるさい。豪さんは蛍光色の照明をよく使用しているイメージがあったので今回は何を繰り出してくるかなと思ってたら、色は他チームとそこまで変わらないんだけど、花柄みたいな照明を回転させてたりと贅沢に舞台全体を使って照明を当ててた。和チックな衣装でとてもタイプだった。

 

劇団「ズッ友」

 

ぶっちゃけ最初にこの劇団名を聞いた時はネーミングセンスを疑いました(ごめんなさい勇歩くん)。でも昨日染ちゃんも言ってたように、ここまでダサいと気持ちいい。ちなみに一応現役JKですが、「私達ズッ友だよね!」なんて言葉を周りで聞いたことがありません。いつの時代だ…?

 

と印象はさておき、4劇団の中で唯一笑が巻き起こっていた作品だった(他作品が真面目なストーリーだったこともある)。冒頭から笑いをかましてたり(主に唐橋さん)、セリフに加えさすが役者さん、表情が細やかでとても面白かった。ズッ友のハイライトと言えば、大きな舞台上を走り回ってた唐橋さんと息子・準くん(他チームも年長組が走り回ってたけど…皆さんまだまだお若い)。忠敬の師匠・高橋至時が亡くなったかと思った数秒後に今度は息子・景保に変化してた染ちゃんが面白かった。そっくりなのは当たり前なのよメガネ外しただけなんだから(笑) 至時の「影」と景保の「景」をかけてたのも面白かったですね。

直接的に「伊能忠敬」とは出てこなかったけど、「佐原」や「推歩先生」など彼を象徴する言葉は何回か出てきたので、それで主人公が誰かわかる。日本史大好き人間なので、佐原と言われた瞬間に日本地図作成のストーリーであることを察し、燈くんの役柄(間宮林蔵)見事的中。

 

 

ちなみに、私はズッ友に投票しました。理由は①わかりやすい話②笑いあり感動ありと色んな感情に揺さぶられた からです。観劇前は1番はやっぱり西田さんかな~と思ってたけど、実際に見てみると20分という尺がカギを握ってることが判明。短い中でどれだけの要素が詰め込まれていたかと考えた結果こちらを選びました。でも、それぞれの作品にそれぞれの良さがあるから難しい。まっきーが言うように芸術は観る人によってとらえ方が違うから、優劣を決めるものではないと思うけど、今回に関しては私はこの作品を選びました。

 


審査員の方も本当に豪華で、松也さんにジャンプやマガジン、サンデー、ローチケ、ステージナタリーなど各方面の大御所さんに、上川隆也さん、そして国民的キャラクタークロミちゃん(ずっと手振ってた)。実はクロミちゃんの声初めて聞きました。フワちゃんみたい。審査員席が目の前だったのでたまーに様子を伺ってたり(演出家さんは北1階の後方にいたらしいです)。テーマソングがあることは帰宅後サイトで知りました(『DRAFT』)。そういうやダブルアンコで知った)

 

 

そして、今回ずっと隣にいた遼太郎くん楓ちゃんペアにハマりました。赤ちゃんみたい。この2人の周りだけ空気が違う。坊主に見えるように髪の毛切ったり、高校野球見たり川辺で練習しに行ったりと健気で真っ直ぐ。一人一人挨拶してる時(ラスト)は、毎回しっかり最後まで大きく手叩く遼太郎くんとパチパチゆっくり叩くマイペース楓ちゃん。超MIXの(挨拶の)ときは互いに向き合ってた遼太郎くんと楓ちゃん。本当に文字通りずっとぽわぽわしてた。最後に出演者が舞台上一周したときに、自分の席の前で進みすぎて戻ろうとする遼太郎くん→急に後ろ下がってきてびっくりしたのか遼太郎くんの腕をそっと支えた楓ちゃん。

 

 

【出演者の印象】

 

・まっきーさん

初見:ヒプステ?

2.5にハマってなかった頃、顕嵐の繋がりでヒプステは知ってたからその流れで知ってたのかもしれない(アクリ2021の時は既に存じ上げていたので)。自分の話が出る度に律儀に毎度立ってた偉い。

 

・遼太郎くん

初見:?

初見は記憶にない…でも、PSY・Sで燈くんが萩ちゃんと共演してて、「あれ?この界隈って赤澤2人いる?」って思ったことは覚えてる。エーステとか悪女とかで認知済み。多分今年入ってから本格的に知るようになったのかな。めちゃくちゃ純粋な印象はそのままだった。思ってたより肩幅がデカい。

 

・楓ちゃん

初見:27

タマさんが楓ちゃんって呼んでるので私もそう呼んでる(呼び捨てだとセクゾの方を連想してしまうので)。ユニフォーム姿が細すぎて心配。腕をそっと支えるところ、膝閉じてる(でも外股なところがまた良い)ところから優しさや育ちの良さが滲み出てる。腕すべすべ、手の形は綺麗(首筋も綺麗に出てる)…良すぎる………

 

・輝山立くん

初見:演劇ドラフトグランプリ

ドラフト会議で初めまして。ノブがGFAに所属することが決まってそこのサイトを見たときに彼がいたことにびっくりした。

 

・萩野さん

初見:デカダン

座ってる時めちゃくちゃ脚を広げて大胆に話を聞いてた萩野さん。賢志さんとセットのイメージが強い(イケおじ)。絶賛公演中のリトファンでは役どころが悪役なのでちょっと怖かったけど、いつもの崇さんを観れて安心した(呼び方は流動的)。マザランの開幕直前SPの崇さんが本当にかっこいいので見てほしい。投票結果発表で登壇したときに階段近くで手を振りあう萩野さんと西田さん。

 

・流司くん

初見:ネプリーグ(2021年10月)

一応R&Jで見ていたはずなのですが、当時は7ORDERしか興味なかったのでしっかり認識したのは2.5ハマってから。顔と声の低さのギャップにやられました。目の彫りがめちゃくちゃ深くて羨ましい限り。ワードセンスが面白い。ストレート金髪の流司くんは鳥ちゃんみたいでした。

 

・詠斗くん

初見:アクリ2021

昨年のアクターズリーグで初めて見て、弘樹と似た雰囲気の可愛い子いるなーって思っていたら、私の級友にオオカミ見て彼のこと好きと言っている友人がいてびっくり。それを知って以来、無意識に彼を意識するようになりました。初めてお芝居を観たのはサクセス荘2。とりあえず可愛かった。

 

・鯛ちゃん

初見:まーしーのブログ

まーしーのアメブロで頻繁に「鯛ちゃんが~」って出てくるので自然と認識してた。鯛造って素敵な名前。頭に残る。初めて見た芝居はマザラン→その数日後に虚伝(劇場版)

 

・透也くん

初見:演劇ドラフトグランプリ

若い。歳ほとんど変わらない。ハ二レモ出てたらしくてびっくりです。この世界って狭いな本当に。芸能一家だそうで、家系が立派だった。

 

・トモさん

初見:演劇ドラフトグランプリ

ドラフト会議で唐橋さんやテラさんとはしゃいでるのを見て気になって、サムネだけ観たことあったあそびばに飛ぶ。めちゃくちゃかっこいい。お子さんも可愛い。

 

・洸

初見:ヒプステ

ヒプステやタンブリングなど、7ORDERとの絡みが非常に多い。顕嵐とは大の仲良し。天てれ好きの友人に彼のこと話したらやはり知ってました。ようかいたいそう歌ってるドリファイのメンバーだと知った時は本当にびっくりですよ。

 

・礼生くん

(割愛:アクステの時に書いた)

 

・侑くん

初見:ラジパ

細すぎて折れそうだった。今回の演技がアクステの殺人鬼(礼生くん)とそっくりだった。大好きな美勇人主演の舞台『RADICAL PARTY』に出てて、さらにどこかの経緯でなごジュだったことも知り、今や7ORDERはグループ絡みで大変お世話になってる。先月の337はありがとうございました、とても楽しかったです。グループのYouTubeにも遊びに来て下さりありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 

・大くん

初見:ヒプステ5

あそびばのサムネかなんかで名前自体は見たことあったような気もするけど、はっきり認識したのは昨年ヒプステ5が解禁されたとき。今日始めて生で見て思ったことは……めちゃくちゃ顔が小さい!!!細いうえに脚長いから身長高く見える。さらに顔が小さければもうスタイル抜群ですよ。個人的には地元が近いので勝手に親近感感じてる。

 

・テラさん

初見:サクセス荘1

しゅんりーさんとの絡みが本当に面白かった。特に、サクセス荘1の即興演劇フェスティバルはまじで爆笑した、なんなら今でもたまに見ては元気もらってる。ドラフト会議のときの「共演者にいたら嬉しいランキング」が面白かった。先月のアクリ2022 in game では顕嵐と交流ができたようで良かった。

 

・染ちゃん

初見:リアフェ1

顔の彫りの深さや声に見事にハマり昨年から応援してる。YouTubeを見てよくわかる通り、本当に良い方。優しさがにじみ溢れてる。

 

・燈くん

初見:PSY・S

かつては遼太郎くんとの区別がつかなかった。陳さんとつるんでるイメージ。

 

・野口準くん

初見:タンブリング

ながつが出演したタンブリングに、本来であれば立つ予定だったという経緯で知ってます。エーステ打ち上げ会では皆さんに可愛がられてた印象が。

 

・勇歩くん

初見:アクリ2021

お名前自体は昨年のアクリ(アクリの力恐るべし)で知ってたけど、芝居を観たのはつい最近のプレステ2。これ見てかっこいいなと思い落ちる。今回の収穫ですね、また新しい人材を見つけてしまった…頌利くんや納屋くんが所属するPatchのメンバーなので面白いことは間違いなし。

 

・唐橋さん

(割愛:こちらもアクステの時に書いたハズ)