観劇日 2023年12月6日(水)
@明治座
開演 17:00
終演 17:35
明治座150周年を記念して、バックツアーが行われたりお食事をふるまう機会があったり、その節目の年を盛大に祝福した明治座のラストメモリアルスパート。メイジ・ザ・キャッツアイでその一年半のお祝い期間が終わってしまうのは寂しい…とりあえず数週間後に顕嵐ちゃんの風姿花伝とるひまの年末公演が控えているので、それを楽しみに頑張ろう。
知人のご縁があって今回参加したプログラムでは、日本舞踊と忍者パフォーマンスを1階の前列で楽しんだ。他の観客はわりと年齢層が高めで、普段観ているのが商業演劇で若い女性の方が多いからこそ、明治座が幅広い方々に愛されてるんだなぁって実感して、なんだか嬉しくなった。中には明治座が東京で一番古い劇場だからと外国人の方も来ていたらしくて、本当に幅広い。
忍者パフォーマンスの方でそれはそれは本当に高いバーでバク転を披露した女性の方がいたんだけど、着地に失敗してマットがないところに落ちてしまい、急遽中断。大丈夫かな…。とりあえず観客は一度ロビーに戻って、出店を楽しんだり演奏隊の音楽を楽しんだり。幕間がこんなにぎやかな劇場他にない。劇場空間って普通厳かでどこか静寂が保たれている節があるけど、明治座は出店の掛け声があったり演奏があったり自らが音を作り出していて、アットホームな雰囲気を出していて大好き。個人的に年末に自分が観たい公演が明治座であることが多くて、この時期に明治座に来ると「もう今年が終わるんだな…」ってにぎやかな劇場を見て感じることが多い。
明治座に来る前にシアター1010で文楽を観劇してきたので、この日は伝統演劇祭りだった。慣れないジャンルにパンクしそう(笑)でも、普段は見ないであろうジャンルに触れることができて新鮮だったし、学ぶことも大きかった。忍者パフォーマンスは、忍者だから伝統的な様式を大切にしてくるのかなと思ったら、照明と音響をバチバチに派手にきめてきたのでびっくりした。思ってたよりモダナイズ。