ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

この鎖からは永遠に逃れられない運命にある。

 

絶賛テスト期間中なので昨日はなんと15時間SNSから離れた生活を送っておりました。こんな離れたの多分初めて。脳裏に浮かぶのはDateオーラスでの安井くんの声。

 

「僕らの活動が、誰かの勇気になってくれてたら嬉しいです」

 

この言葉に背中を押され机に向かってた。

 

今の時期はサザステやってるしフルバあるし刀ミュあるしヒロステあるし千ステ行きたい。友人の三浦担が初日も楽も取ってました。あのメンツであの倍率でよく取れたね、って話した。三浦くんのパッツン見てみたい。大好きな明治座ではそろそろ綺伝が始まる。手紙のミュージカルはspiさんと侍ちゃんたち出てるしナミヤ雑貨店の方は猪野ちゃんとこーてぃー出てるしなぁ。あーーー行きたい!と思いつつもライブとその遠征費の出費が痛いうえ、3月はアクステが控えてるので多分おうちで留守番になりそう。

 

 

そしてそのたった15時間離れてる間に色々ありましたね。

トラジャちゃんたちが7人揃ってロスに留学ですと…デジャヴ?(5年前の美勇人くんと同じことしてる)。当時は顕嵐がいなくなって拡輝が違う道に進んで如恵留はボランティアに行くし美勇人は留学に行くわで、半年前まで9人いたグループが突然5人になったりしたなぁ。一部のトラジャ担には美勇人くんがロスに行ったこと叩かれたりもしてたけど、5年後に再び同じ決断をするだなんてね、

 

正直、この留学が吉なのか凶なのかはわからない。閑也の報道をもみ消すためにこのタイミングで出したとするならばただの島流しだし、本気でお金をかけてもらってるんだったらそれは事務所の期待値が大きいということだし。しかし、前例としては圭人は結局戻ってこなかったし、留学すると影響を受けすぎて事務所と個人との目的にズレが生じ退所する人も少なくない。

 

 

とこういう話になると毎回誰かがこう言うんですよ。

 

「彼らも7ORDERみたいに退所して、新しい場所で7人で始めればいいじゃん」

 

って。

 

 

周りにジャニオタ多いし敵を作ってしまうだけなので声には出さないけど心の中ではこう反論してる。

 

「そんな簡単に言わないでくれる?」

 

 

事務所でのデビューが無理だったら、退所して新しく活動し始めれば成功するって概念が7ORDERの成功によって確立されたように感じる。言っておくけど、彼らは決して好き好んで事務所から離れたわけではない。

 

活動するうえでの障壁はいっぱいある。

いくら成功したと言っても過去の出来事とは切っても切り離せない関係性にあるし、数人ならまだしも全員が全員“元”ジャニーズだったわけであり、グループ名と活動場所のみを変えて今があるから。

 

未だに名前は出さずとも互いのエピソードを話してたり、先日行われたライブでは顕嵐がジャニーさんの真似してたり。ファン、メンバー共に未練がないと言ったら嘘になる。もし続けられる状況に置かれてたなら彼らは今の道を選んでなかったと思うよ。この話は虚しくなるだけなのでここらあたりにしておくけど、できればもっと“アイドル”Love-tuneを見ていたかった。今日でこの名前を貰って丁度6年。ジャニーさんがくれたこの名前が、グループが大好きだった。タレント同士は円満なのに事務所がそれを阻んでくる。

 

今やジャニーズのタレントがテレビに出ない日はない。彼らの出演で生き残ってる番組も多数存在する日本のテレビ局が天下のジャニーズ事務所に逆らえるはずもなく、その圧によって7ORDERはデビューしたにも関わらずテレビの出演はほとんどない。ローカル局でなら特集組んでもらえたりしたけど、地上波、関東・全国規模の局にはまだ出てない。この呪縛から一生逃れられないとするならば、事務所を退所して食ってくのはなかなか大変だよ。再び同じメンバーで活動する道を選んだとしても成功する可能性極めて低い。

あるあるな話、例えば友人に「今日ね、小瀧くんがテレビ出るんだー」なんて言うと、「ああ、あの小瀧くんね、かっこいいよね」ってなるけど、「今日ね、梅津(瑞樹)さんの舞台行ってくるんだー」って言っても、「ん?誰それ??」ってなる。テレビ離れが進んでるって言われる今日でも、テレビの影響力ってのはやはり大きい。荒牧さんレベルになってくるとアニオタの人にも伝わるんだけど、テレビへの露出が少ない芸能人は基本的に認知度が低い。だからテレビへの出演っていうのは有名になる第一歩なわけで。でも7ORDERはジャニーズ事務所のタブーだから多くの人の目に留まるテレビになんて出させてもらえない。ましてやジャニオタがよく見る雑誌にもラジオにも出演できることは極めて少ない。

 

だから、彼らが武道館やアリーナ、代々木の体育館でライブを行えたことは本当にすごいこと。いろんな向かい風の中で掴み取ったこの規模のライブ。ここに来るまで色んな道のりがあった。

 

個人で動き始めた当初はSNSで発信を行い、YouTubeで結成発表をして銀河劇場で7人で舞台やってそこからは個々の仕事がメイン、自分たちの手で初めてリリースするCDを梱包して、コロナ渦は積極的にインライをしてくれたりFC動画を更新してくれたり、自粛期間が開けてからは写真集を発売したり、そして美勇人くんの誕生日生配信でメジャーデビュー・同日武道館でのライブが発表。この3か月後には色んな懸念があった中初めてのライブを武道館で開催する。ファンの治安がとても良いのでみんながマナーをしっかり守った結果感染者はゼロ、これは当時有観客でのライブが再開されてなかったジャニオタ界隈でも高く評価される。2021年はフェスや関コレに参加したり全国規模のツアーを行ったり忙しい一年だった。そしてぴあアリ、代々木等でライブをした現在に至る。

 

 

今この出来事、この過程を知ってるジャニオタはどのくらいいるんだろう。

月日が流れるにつれて忘れられてしまうのか。

 

そうはなってほしくない。

新規がいて成り立つ世界だけど、過去の出来事や事務所の犯した過ちをしっかり知っておいてほしい。私達は事務所のやったことを絶対に許さないけど、もう二度とこんな出来事が起こらないでほしい。

 

だから、干されていた9か月のあの期間を知らずに、「7ORDERみたいに退所して結成し直せばいいじゃん」って言わないでほしい。

当時の不安や焦燥はあの期間を知ってる人じゃない限りわからない。

場所を変えても成功するなんて保証はどこにもない。彼らは彼ら自身の実力はもちろんあるけど、それと共に周りの力や出会いが色々繋がってここまで来ることが出来た。

彼らの努力を活動を何も知らずに「7ORDERみたいに」なんて軽々しく言わないで。

 

 

まぁこういう解釈が一致しないからオタク同士での揉め事は絶えないし、ずっと同じことが争点として論じられてるんだろうけど。

互いが理解し合って尊重し合える平和な未来はないのかね。