ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

2022年秋クールドラマ総括

 

 

 

1.壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている

見たきっかけ:立石俊樹くん、小西詠斗くん

共演歴豊富なとしくんと詠斗くんがアイドルをやるというので見てみた。現役ジャニオタということもあって、共感する場面も多かったし、ストーリーも面白かった。ロケ地周辺が地元だったり学校の近くだったりしたので見覚えある建物がたくさん。去年のネプリーグ10月回ぶりに拝見した暢樹くんは役にドはまりだったし、つばさのチャラ目な私服はとしくんにめっちゃ似合ってたし、末っ子キャラなキョウは詠斗くんそのものだし、クールな見た目の瑠生くんはまさかの番長ボーイズメンバーで驚いた。番ボは耀士郎くんや勇之介くんがいるので陰ながら応援してる。

 

2.PICU 小児集中治療室

見たきっかけ:話が面白そうだったから

主役の吉沢亮くん、お名前はめちゃくちゃ聞いたことあるしお顔もなんとなく見たことはあったけど、いざよく見てみるとほんと綺麗。ジャニーズと見間違えてしまいそう。

 

3.束の間の一花

見たきっかけ:シンドラ、京本大我くん

孤食ロボットの時からずっと見てるシンドラ枠。今回はやめすこ以来の感動系だったので新鮮でした。シンドラってテンポ感(無言の時間が多め)とかツッコミのセンスとか話の内容とかが独特なんだけど、今回は普通に純愛ものだった

 

シンドラの雰囲気を掴みたいなら、特に『吾輩の部屋である』『卒業バカメンタリー』『サムライカアサン』あたりがおすすめ。毎話見終わる度に(シンドラは1話完結型が多い)ほっこりするというか、忙しない人生を過ごす中でこういうゆっくりした時間も必要だなって気付かせてくれる。

 

とまあシンドラのセールスはここらにしといて、束の間の一花は余命を知っている者同士が支え合う日々を描いている。病気系ってところが少しsilentと被ってて可哀そうだったけど、こっちの方が話は重め。最終回では一花に何も告げず萬木先生亡くなっちゃうし、ラストの数分、大樹(一花の弟)がトマトを育ててるシーンで一花も亡くなったことがわかっちゃうけど、彼らの温かい日常の方が印象に残ってる。人生っていつどうなるかわからないからこそ、悔いなく精いっぱいやりたいこと叶えたいよね。命が有限なことは悲しいことなんじゃなくて、その分日々の煌めきが凝縮されて心に刻まれる。新たな人生観を教えてくれた作品だった。

 

 

4.デブとラブと過ちと!

見たきっかけ:高橋健介くん、崎山つばさくん

お笑いはあんまり見ないけど、ポップUPで和田の雅成氏(推し)がよく共演しているのでなんとなく知っていたかなでさん。2面的な人格を持つ夢子ちゃんだけど、人ってプラスなこともマイナスなことも考えたうえで物事を決めることも多いと思うから、そういう意味では両方の側面から推し量ることは2面的というより当たり前なんだよね。つばさくんのスーツ姿がかっこよかったのと、健介くんがかなでさんにストレートに気持ちをぶつけるところ大好きだった。

 

 

5.君の花になる

見たきっかけ:綱啓永くん、高橋文哉くん

タンブリング以降ゆるーーーーく推している綱くんが火10のゴールデンドラマに出るということで見た。綱くん大きくなったねぇ…去年『顔だけ先生』に出たり新年に『デキないふたり』にとドラマが少しずつ増えていく中で、ドッキリGPに出演(2022年1月)したことは今でも忘れない。主、彼を初めて見たときからずっと「綱くんは風磨と似てる。ときどき大倉くんのミックス」って言っていたのですが、君花で人気になって、そういう記事も出てきたのでなんだか嬉しい(ちなみにドッキリだとバラされた後、綱くんは「え?ガチで!?ドッキリGPって菊池風磨さんがいるやつっすか?うーーわやばいっすね!」って言うし、スタジオで彼のドッキリを見ていた風磨は「綱くん良い子だなぁめちゃくちゃ良いなぁ」って言ってるし、こちとら大興奮だよね)。綱くん効果でアクターズリーグ見てくれる方が増えますように。文哉くんの方は、『悪女』を見て「可愛い顔してるな」って気になってたり(7ORDER界隈では「長妻くんの顔好きなら、だいたい文哉くんの顔も好き」説が流れてる)。

 

アイドル推してる全オタクに勧めたい作品No.2 (No.1は『REAL⇔FAKE』という作品)。要するに売れないアイドルグループが成長する過程を追っている作品なんだけど、何がすごいって撮影協力の規模。CDTVにINIにガーデンシアターに色んなメディア媒体やグループを巻き込んでるところ、さすがTBSやることが違う。silentがなかったら間違いなく君花がもっと話題になってたよ…(初回放送前から「ドラマ限定アイドルユニット結成!」みたいな話題性はあったけどね)。最終回の予告で「8LOOM解散」ってあったから、「解散するのかぁ~まぁそりゃぁ期間限定だったしね仕方ないよねでも寂しいなぁ(泣)」なんて気持ちで1週間覚悟してたら、まさかのまさかで解散を踏みとどまり、グループ活動をゆるくして各々のやりたいことを優先させるという方針に変換。え…解散しないの!?!?!?これからも活動し続けるという結末はハッピーだし、続編も作れそうで楽しみだけど、解散しようとしてた云々ってバックグラウンドをライブのMC中にしていたことに関しては疑問が残るかな…。生まれてこのかたアイドルを押し続けているジャニオタから言わせてもらうと、そういう裏側はファンに見せないでほしい。なんというか、そりゃぁ彼らだって人間だから悩むこともあるし躓くこともあると思うけど、アイドルってそれでも輝き続ける職業だと思うから。っていう詳しい話は『ガムシャラ』というバラエティー番組で話していた安井謙太郎くんの言葉を聞いてください。

 

「(アイドルは)画面で見てキラキラして楽しそうでラクそうでっていうイメージで良いと思う。俺のプライドがあるとしたら、(裏側を)見せないこと。楽しそうでチャラチャラしてそうでラクそうで、ってそれで良い。そういう風に見られていることが一番嬉しい」

 

 

でも、3年越しにメンバーが集まって新曲を披露したラストシーンは感動した。解散発表当時は曲が作れなかった禅が再び作れるようになったことにも感動だけど、初回からずっと流れてた『君の花になる』(曲)が3年ぶりの新曲っていう伏線回収が凄すぎる。めちゃくちゃ気持ちいい終わり方だった。

 

 

6.信長未満 〜転生光秀が倒せない〜 

見たきっかけ:辰巳雄大くん×舞台俳優の共演

情報解禁が出たとき、めちゃくちゃ嬉しかった。だって別界隈の推し(事務所)と推し(俳優)が共演するんだもん。信長を主人公にした歴史物の作品はいくらでもあるけど、転生物でさらにその事実を把握してる人物(蘭丸)がいるという設定が斬新で面白い。1~9話まではドラマというより教養番組みたいな感じで、崎陽軒の工場だったり生活の知恵となるような豆知識を知ることができます。3話のモルック回に関しては脚本家か監督が出演者の趣味でもリサーチしたのか?レベルで話がマニアック(次男坊を演じました高崎翔太さんって方が大のモルック好きで、仲良い俳優集めてモルック部を立ち上げたりしてるんですよ)。

 

こんな感じでゆるかったはずなのに、最終回で急に涙を誘ってくる。転生の事実を自分しか知らないことが判明して自害しようとする蘭丸(刀じゃなくて包丁でしようとするあたりが現代風に描かれていて面白い)。信長様が明智に討たれないようにと一人で先回りしてくれた蘭丸の責任感に脱帽。そして、その蘭丸が自害しようとしてたところに現れた信長様がかっこよすぎるので、該当シーンを僭越ながら文字でお送り致します。

 

信長「命じてねぇぞ、勝手なことしてんじゃねぇよ。誰がお前に切腹しろなんて言ったんだよ」

蘭丸の腕を優しく下におろしてから、包丁を取る信長様。

蘭丸「ほんとに僕トラブルしか起こしてなくて、、、」

信長「馬鹿か?それでいいんだよ。トラブルがあるから面白いんじゃねぇか。乱世じゃねぇ世の中なんてつまんねーだろ……俺はお前がいるからこの世がおもしれぇんだ。(ハグ)だから死ぬな」

 

最後の最後の語りかけシーンの蘭丸

「ただ一緒にいるだけの無駄な時間だって、かけがえのない時間だった」

 

すぐ包丁を奪い取らない信長様も、強引にハグする信長様も、全ての言動に彼の内なる優しさが溢れてて好き。恋。ちなみに、最終回を見た翌日にジャニーズのクリスマスカレンダーでたつみんのメッセージ動画を拝見してしまいまして、辰巳雄大本人にも沼りそうになってる。カウコンでWESTよりもストよりもトラジャよりも(全員元推しグル)誰よりも楽しみなのふぉ~ゆ~なんだけど。3月に舞台化も決まって、キャス変するのは寂しいけど、るたくんの信長様も楽しみにしてる。どんな作品になるんだろう……明智を倒すのかなぁ。まだわからないけど、ギャグ路線に走るのは目に見える。

 

総じて、このドラマはキャスティングが最高だった。秀吉役の翔太くんは、信長未満放送中に『はじまりのカーテンコール』を観劇して大好きになったので、ドラマ見る前と後で一番印象が変わった俳優さんかもしれない。累生くんの家康はビジュ(ストレートパーマ)と滲み出る無力感が好き。陰キャ五男坊・久太郎がエーステではキラキラモテ男・真澄だという事実に気付いてしまい、自分が生きてる世界線失いかけた。その名も、高橋怜也くんです(以後お見知りおきを)。常に無力な家康でさえ変身のときはしっかり動くのに、今度は久太郎だけ変身ポーズが少ない。今川義元はイマドキなイケメンすぎて作画崩壊(ん?歴史人物って作画もどうもないのか…)。

 

そしてエンディングの曲がこれまた良い。兄弟のほのぼのさと温かさが曲調からも映像からも感じられるんだけど、ストーリーとあんま重ならなくて、「なんでこのドラマでこの曲をエンディングにしたんだろう?」ってずっと思ってた。けど、最終回にしてようやく理由がわかったような気がする。血の繋がりとかじゃなくて、一緒にいることが大切な人である証なんだ。蘭丸、あんたは立派な兄弟だよ。

 

 

7.親愛なる僕へ殺意をこめて

見たきっかけ:山田涼介くん

1話をリアタイで見てたんだけど、グロすぎて10分で断念。その後もなかなかそういうシーンが多かったらしく、山田くんのラジオで撮影がハードだったことも聞いたり。よく放映できたな……

 

 

8.夫婦円満レシピ

見たきっかけ:千賀健永くん×和田雅成くんの共演

自担くんがジャニーズと共演するという事実に大喜びした9月から2ヶ月、7話にてようやく和田氏出演。3話ごとにスポットライトが変わる作品なので、安藤ちはる回になるまで長かったーー!長すぎるあまり、本当にこのドラマに出るのか不安になって何度情報解禁ニュースを見返したことか。「クレジットに名前載るかな♪載るとしたらどの画かな♪」って思いでOPを見る日々。ちなみに、まーしー(和田雅成)の名前は氷と砂糖の間を歩いてる蟻の画にありました。

あの主題歌とOPの画すごく強烈なので、ぜひ見てほしい。芸術家はああいうのをアートと呼ぶのだろうけど、平々凡々な主には「ゼリーにプリンが混じっちゃった!」とか「ケーキにチュッパチャップスぶっ刺さってるけど!?(←多分いちごに見立ててる)」くらいしかわからなかった。

 

9月のりんたこで「監督が美しいドラマにしたいってずっとお話してて。見たくないって人もいると思うんで、別に強制はしない」って話があったので、「どんな作品!?」って思ってたら……話は終始セックスとかスワッピングでもちきりなんだけど、最終回はうるうるした。こういう行為って「エロい」の一言で片づけられるほど単純じゃないと思うし、人類を始めとする生物の「子孫を残す」っていう本能に触れているのかなって。

 

 

9.silent

見たきっかけ:話が面白そうだったから、目黒蓮くん

Tverでは見逃し配信で歴代最高記録を更新したそうだし、聖地巡礼も活発だということで、今期のドラマの中で一番話題になったのでは?っていう作品。名前も顔も世に認知されるようになって、めめ大きくなったねぇ。元自担くん(担降りしすぎてもはや誰のことを指しているのか曖昧なのは置いといて)が無所時代に無所目黒と一緒に活動していたので、涙が出てきそうなくらい嬉しいです。当時は自分のキャラを確立することに葛藤していたけど、今では宇宙Sixを経てSnow Manに加入してデビューもできてドラマ班として色んな作品に出ているようだし。最終回が無難におさまってしまったのが少し残念。ストーリー的に紬と想がくっついてくれなきゃ困るけど、紬と湊斗が別れたり奈々ちゃんの気持ちが交差するあたりが一番面白かったかなぁ。

 

 

10.恋と弾丸

見たきっかけ:黒羽麻璃央くん

古川雄大さんがかっこよすぎた。ヤクザでメガネかけてユリに一途な桜夜さんリアコすぎる。ちょうどエリザベート中なので、古川さん麻璃央くんとしくん回にでも足を運ぼうかなーって思ってたら東京公演ほとんど中止になってしまって悲しい。またの機会に見れますように。最後の数話でしか出てなかったけど、白タキシードの麻璃央くんめちゃくちゃかっこよかった。

 

 

11.合コンに行ったら女がいなかった話

見たきっかけ:小西詠斗くん、深夜放送だったから

夜行性人間なのでドラマは深夜帯の方がありがたい。このドラマもキスブサの後にちょうど見れるっていうことで見てみたら、身長・立ち振る舞い・口調総じて女性陣がかっこよすぎた。さすが宝塚。七海さんは綺伝に出ていたということでなんとなく拝見したことはある。これを機に宝塚公演に足を運んでみたい。井上想良くんは綱くんのお友達ということで、昨年からインライやジュノンで拝見したことがあったり、増子のあっちゃんは斬月やアクターズリーグで7ORDERのメンバーと共演したことがあったのでなんとなーく知ってた感じだった(ちょうどこのドラマ中にロクマチでゲスト出演していたので、どことなく親近感湧いたけどね)。最終回、常盤は無事に蘇芳さんを救出できて、またこの6人で合コンが始まるのが、初回とリンクして面白かった。

 

そして、主題歌の『HEART BEAT』が頭から離れない。今クールのドラマの曲は壁サーといいデブラブといいきみはなといい夫婦円満レシピといい恋と弾丸といい、耳に残るのが多いんだけど、合コンの曲もなかなか印象的。ということで、ジャニーズ7ORDER舞台の劇中歌と音楽のジャンル激狭の主はついに、Spotifyで2023秋クール主題歌のアルバムを作ることにした。多分数年後に聞き返したら「懐かしーー」ってこの頃のこと思い返すんだろうな。

 

 

12.祈りのカルテ

見たきっかけ:玉森裕太くん

前クールのNICE FLIGHTの粋くんとドームのたま(10周年ライブ)がかっこよすぎて、たいぴーから玉森担に降りつつある今日この頃。7ORDERの曲がOPとして使われている『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』というアニメの放送がちょうど被っていたので、ちょくちょくしか見れなかったけど、白衣着てるたまもかっこよかった。イケメンは何やらせても何着せても絵になるな。目の保養とはまさにこのこと。彼から滲み出るマイナスイオンで私の生命は保たれていると言っても過言ではない。

 

 

番外編 REAL⇔FAKE

年間200本以上のドラマを見る主が、好きなドラマTOP3に入れたい作品。この3rdシーズンが来年1月から放送されるということで1,2シーズンが再放送されていたんです。ストーリーは4話完結各回30分で見やすいし、アイドル×ドキュメンタリー×ミステリーみたいな内容で先の展開が読めなくて面白いのでぜひ。特にジャニオタでRIDE ON TIME(ジャニーズのドキュメンタリー番組)が好きな方には絶対に刺さる。ドキュメンタリーとか騒動の裏側はこんな感じなのかな、とある種視野を広げられると思う。キャストの方もイケメン揃いなので一人はあなた好みの方がいるはず!!(ちなみに、私の最推しは2番手の和田雅成くんです。見た目通りまっすぐな好青年野郎でツッコミは早いし、現場に居たら安心できる存在。今は『風都探偵』という仮面ライダーの舞台期間中で、池袋でこどもたちの夢を守ってます)←ちゃっかり宣伝