ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

健ラヂ

 

 

発表後初となる健ラヂ。

 

急遽石川のホテルの方かわ録ってくださったそうで。

 

 

 

 

今日はこのラジオを聞いてくれるファンのみんなの為にこの30分を僕は使いたいなと思っています。僕からの気持ちをちゃんと上手く話せるかわからないんですけれども…話していきたいなと思っております。

 

初っ端から異様な空気が伝わる。

いつもの温かい空気が今回ばかりは強張っていた。

それは私が初めて感じた健ラヂの異様な雰囲気だった。

 

 

どれだけの人数の子達がどれほど悲しむのかっていうのを考えたら発表される日がとても怖かったっていうのが正直なのかな…

 

本当にみんながいろんな気持ち、想いを抱えながらこのお知らせを聞くことになってみんなにとって世界が一変してしまう、そんな出来事だと思うので、本当にびっくりさせちゃって申し訳ない気持ちなんですけど。

 

これから先も30年、40年とV6が続くであろうってみんな楽しみにしてくれてただろうし、そう思ってくれてた希望を叶えてあげられなかったからそれがすごく自分としては悲しいんですけれども。

 

今回の発表をするにあたって一番怖かったのはやっぱり健くん、メンバーたちだよね。ということに改めて気づかされた。

 

私達ファン(自分自身を含めるのはおこがましいかもしれない)は発表に気をとられて周囲が見れない状態に陥ったけれど、一回冷静になってメンバーの気持ちを考えると彼らがこの日までどれほど辛かったかどれほど苦しかったことか。

 

思うだけで胸が苦しくなる。

 

 

石川公演へ向かう新幹線の中でみんなから送られてきたメールを読みながらこっちに向かってたんですけど、自分でもちろん悲しいなって気持ちもあったけど、どこかで踏ん切りがついたって思ってたんで、悲しいけど実感がないっていうか……そういう気持ちだったのがみんなの想いを1つ1つメールで読んでいたら自分でもびっくりしちゃったんですけど、行きの新幹線で涙が止まらなくて、新幹線で一人号泣している自分がいて、本当にそうなるんだなって思ったりしながら涙が止まらなくて石川に来たって感じなんですけども。

 

泣くのなんて本当に嫌なんですけど涙が止まらなかったので、ファンの人たちにも自分の感情に素直になってほしいなって思ったんですよね。我慢するのなんて辛いから我慢なんてしないで悲しいときは悲しいと思えばいいと思うし、涙が出るなら涙を流した方がいいし、泣くだけ泣いて悲しむだけ悲しんだ方が人として正しい感情じゃないかなと思うので、みんなには我慢をしないでほしいなと思います。

 

健くんの口から“涙が止まらない”という言葉を聞いて自然と涙がこぼれ落ちてきた。

 

彼自身はとても我慢強い人だ。

人前ではまず泣かない。

大切な家族を失ったときに泣いたという話は耳にしたことがあるけれども、それ以外ではなかなか聞いたことないね。

 

グループを心の底から愛し続けてきたんだろうな。

 

健くんがV6のメンバーで良かった。

 

“我慢しないでほしい”という声を聞いて、泣きたいときには泣けばいいと当たり前のことだけど忘れかけていたことを思い出させてくれた。

 

なんて優しい人なんだろう。

 

自分も傷ついているはずなのに私達に我慢しないでいいよって言ってくれる。

 

この言葉にあと3年早く出会っていたら私はもっと楽にあの時期を過ごせたのかもしれない。

 

 

僕は「このラジオはカスタマーセンターではございません」なんてことをよく言ってますけども、今回に限り(笑)みんなの想いの丈をラジオに送ってもらえたらいいなと思うし、悲しい気持ちだったりやるせない気持ちをこの『三宅健のラヂオ』に全部置いていってくれたらいいなと思っているので、みんなの想いを読める限り読みたいなと思っています。

 

 

 

ジャニーさんが作ってくれたこのグループが本当に僕は大好きだし、1人も欠けることなく25周年を迎えられたっていうのはジャニーさんにとっても喜んでもらえてるのかなーとも思えたりもして、もちろん30年、40年続いていったらそんなに幸せなことはないと思いますけれども、みんながヨボヨボになってまでやってることがはたして良いことなのかと思ったりもするし、ジャニーさんが作ってくれたものを1番綺麗な形で大切な箱にしまえるのかもしれないなーと思ったりもしたり。

 

この30分の中で一番胸に残った言葉だった。

 

そりゃあファンなら誰しも長く続くことを夢見る。

だけれどそれがはたして正しいのか。

体力的な面もあるし、彼らも人間だから老いていくわけで、それでも強制してアイドルでい続けさせる必要があるのか。

“アイドル”というものを改めて私たちにかんがえさせてくれる、そんな一言だった。

 

 

25年でどれだけの人に出会ってきたのかなーことを考えると、四世紀半V6をやってこれたっていうのは自分にとって誇りだと思っています。同じ時代にみんなと出会えたっていうのは自分にとっては奇跡的なことで宝物なので。

 

僕たちは“楽しい”をお届けするのがエンターテインメントの仕事だと思っているし、ジャニーさんも世界中の女の子たちを幸せにするためにいろんなグループを送り出してきていると思うので、11月1日にV6ってグループが生まれて、同じ11月1日にそのグループが終わるっていう方が悲しい思い出があまり増える方が嫌だなと思ったんで、11月1日が一番良いのかなーなんてことをみんなとも話して、11月1日にしたんですけども。

 

デビューしてから今日までいろんな出会いがあっていろんな別れがあったんだろうな。

そのどれもとってがたい大切な思い出で、そしてこの時代に会えた人たちへの感謝を“奇跡的なことで宝物なので”と言ってくれる健くん。

 

この人に出会えて本当に本当に良かった。

 

 

というわけで本日はしんみりとしちゃいましたけど、少しでもみんなの気持ちが軽くなってくれていたら良いなぁと思っています。時間は限りがあるからこそ良いと思っているので楽しめるようにできるかどうかは自分たち次第だと思うので、みんなと一緒に僕は残りの時間を楽しみたいと切に願っております。

 

泣きべそさんたちも(笑)悲しんでもいいし泣いてもいいけど、一定の期間にして楽しい方向に向かってってほしいなと。もっと言ったら悲しむのは11月1日以降にしとこうよっていうことぐらいのことだと思っているので、その時はその時でまたメールを送ってください。

 

 

健くんの話を聞いて感じたこと。

まずV6は最後までV6だった。

25年安定して走り続けた彼らの最期らしい決断だ。

 

そもそもこのように最期まで俯瞰してものごとを考え、周囲に流されることなくファンの方たちのために声を届けられるっていうのが彼ららしいな、って。

 

SMAPのときはもうそんな余裕はなかったし、だいたい解散していくグループって何かしらの出来事があってそれに基づいて崩れ始め結果的に解散、という道を選ぶパターンが多いけれども、彼らはずっと安定して走り続けてきたからこそ時間をとって胸の内を聞くことができた。

 

V6のファンの方たちは本当に恵まれている。

このような形で自分の大好きなグループが終わるのは本望なのかもしれない。

 

私自身納得のいかないまま解散してしまった経験があるので、彼らの経緯がとても美しく見えた。

 

 

個人としてはエンタメは人を笑顔にするものだと思っているので悲しいエンタメは好きじゃないので、悲しいラジオは今週でおしまいにして来週からは通常の楽しいラジオにしたいと思っているので。今日はみんなだけじゃないよ、僕も悲しいし大人になりながらも新幹線の中で泣いちゃいましたって話なんですけども。

 

最後に聞けて嬉しかった一言。

この厳かな時間が流れた時間は今週でおしまい。

また来週からはいつも通り。

 

これこそ私が待っていた言葉だった。

 

とても怖かった。

 

今まで何年も聞いてきた中で30分間こんなにも張りつめていた雰囲気を感じたのは初めてで、普段がゆるいだけにこの発表でこれからが変わっていくことを恐れていた。

 

だけれども来週からは通常運営だってさ。

 

いつもの楽しいラジオに戻るってさ。

 

そう聞いたときの安心感、アットホーム感。

 

そうだ、私はこの優しい雰囲気に包まれた健ラヂが、スタッフさんが、健くんが大好きで毎週楽しみに聞いているんだった。

 

 

それではみなさま、今日はゆっくり起きてないで早く寝てください。とは言っても寝られない人がたくさんいると思うのでせめてベッドに横になって目をつむってるだけでも体が休まると思うのでそうしてください…ってまぁいいか(笑)寝れなかったら寝なくてもいいし、観たいDVDがあれば観ればいいし。私は今日は何を観ようかなと考えてる次第です。いやぁ本当にみんなに会いたいなぁ。できることなら寝られないみんなのところに今すぐ飛んでいってみんなに会いたいです。そして一人一人を一緒に泣きながら抱きしめてあげたいと思っています。…はぁ…こういうときになんでどこでもドアがないんだろうかとつくづく思うけど、本当に寝ないと体に良くないんで寝てください。

 

というわけで『三宅健のラヂオ』お相手は三宅健でした。

それではみなさん、おやす、、、みやけけん。

 

ほんとにちゃんとしっかり寝てください。

おやすみ。

 

 最後の最後まで健くんの優しさで溢れていた。

 

自分たちの発表で日常を壊さないでと言ってくれ睡眠を促してくれ、寝れなかったら寝なくてもいいと言ってくれ、だけど身体に悪いからやっぱり寝てくれとファンのことを終始気遣ってくれた。

 

ここまで言われたら何が何でも寝ます笑(無事に寝れました)

 

みんなのところに今すぐ飛んでいって抱きしめてあげたいとか理想のアイドル像そのまんま。

むしろ上回ってる。

 

あぁ健くんのこういうところが大好きなんだよなともう一度確信した。

 

 

残りの7か月間どう過ごすか。

悲しむだけで悔やむだけで彼らとの最後の時間を終わらせてしまっていいのか。

 

 

健くんは教えてくれた。

 

限りある時間を楽しもう、と。

 

だから私は健くんが言ってくれた通り精一杯この時間を楽しむことにする。

 

泣くのは11月1日になってから。

 

最後まで彼らの勇姿を見届けよう。

 

 

 

そう決意したのでこの話はこれで終わり。

 

私は最後まで楽しみ続けます。

 

彼らとの思い出が良いもので終われるように...

 

 

 

長ったらしい分を最後まで読んでくださりありがとうございました🙇🏻‍♀️

 

この回のレポは公式さんがあげて下さっているので、詳細を知りたい方がいましたらこちらをご参考に

  ↓

2021年3月15日のラヂオ|三宅健のラヂオ|bayfm 78.0MHz ベイエフエム