ここなっつぴぃす

紡いだ夢の先へ

舞台「無人島に生きる十六人」

 

本日20時より、島ステの最速振り返り上映がニコ生にて放送されていました。

 

島ステ。

小説『無人島に生きる十六人』の舞台化。

 

キャストさんが発表されたときに、いなぴの名前があって同姓同名か疑ったけど本人だったり、他にも累生くんやいくみんが出演されるということで、最後の最後まで劇場に赴くか迷いました。本当はとても行きたかったんだけど、なんせ学生で財布が空っぽ…………しっかり日ごろから貯めておきなさいよとは思ってはいるのですが、行きたいライブや舞台がしょっちゅうできるのですぐに使ってしまうのが現状。早くバイトしたい。行けない代わりに毎晩YouTubeで公開されたダイジェスト映像や稽古映像を見ていたので、挿入歌は完全に頭に入っている状態でした。

 

と私情はここまでにして、今から島ステを見て感じたこと、考えたことを書き留めていきます。基本的にレポは劇場で直接見たものしか書かないけど、今回の島ステはやっぱり良かったので書くことにしました。至らない所もあるかと思いますが、ご了承下さい。

 

これは、過酷な状況に置かれながらも夢や希望を持ちづける16人の船乗りの物語。

 

 

国後と範多。一見正反対に見えるけど、実は似たような者同士なのかもしれないー

 

真っ直ぐな最年少の乗組員・国後。

範多から嫌味を言われると真っ直ぐ受け止めてしょげたり、どんな言葉をかけられようとも相手を傷つけることは言わない。役立たずだと言われ、自分にできることを懸命にこなす姿。本当に純粋で心が綺麗な少年である。

ただ、彼の悪いところは「仲間のためになら死んでも良い」と自分の命を軽んずるところである。両親を幼い頃に亡くした影響で「自分を大切にする人はいないから」と思い込み、死を恐れていないことが自分の長所だとまで言っている。もはやここまで来ると、親がいないという強いコンプレックスを抱いていると思うのだが、その気持ちを隠して自分にも周りにも嘘をついている。小川や船長がそれは違うって言うんだけど、本人はわかってない。幼馴染の気持ち、もっとしっかり受け止めてやってほしい。

 

一方、末っ子気質で可愛がられる国後に劣等感を募らせる範多。みんなが見張り台を作っているなか網や遮光ネット(的なもの)を作ったり、ウミガメの牧場を作って食糧を確保する国後に対して「役立たずが」「お子様は黙ってろ」とか刺々しい言葉を投げているし、しまいには牧場を破壊して乗組員を餓死寸前まで追いやる。国後が毎晩アザラシにビスケットをやっていることをばらして船長に彼を戒めるよう請ったりしているけど、自分が牧場を壊した事実は棚に上げて何もなかったかのようにしている。

 

本当にひどい奴だ。協力しなくてはいけない状況下で和を乱す出来事ばかり起こすだなんて。でも、彼の気持ちも理解できるから安易に責めることができない。思うに、彼は自分の出自にコンプレックスを抱き、自分には持っていない愛嬌や素直さを持っている国後にずっと嫉妬している。お前とは違って大きな夢があると自分を上げて国後を見下す。劣等感とコンプレックスで常に尖っている範多だけど、可愛いところもある。「たかが見張り台作っただけで!」ってツンツンしてたら、「登りたくないのか?」って聞かれて即答で「登りたい」と答えたり(ずっこける一同)。しまいには2回登ってる。

 

平和主義者な国後と素直すぎるあまり自分の気持ちをすぐ出してしまう範多、一見正反対な人物に見えるけど、それぞれ抱えているものがあるという点で国後と範多は似た者同士なのかもしれない。

 

このたまに出る素直な感じがとても10代らしいと思った。真っ直ぐな目と心で仲間にぶつかり合ったり、周りを見れず自分の意思だけで先走ってしまったり、自分の気持ちをオブラートに包むことが出来ずそのまま口に出してしまったり。

 

仲間割れが起きそうになったら止めに入るという中間的なポジションで、若い連中を一歩引いたところで常に見ていた船長・水夫たち(大人組)。しかし大人だから何でもわかっているなどということはなく、若者がいないところで自分はどうすればいいのかと常に試行錯誤し、何かあれば自分のせいだと年下の人たちにも頭を下げられる謙虚さ。素晴らしい先輩のもとで国後らは過ごしていたんだなぁとしみじみ。

どんな状況でも歌を歌え、と小笠原のじいさん。範多に「ふざけてるのか⁉」と責められて「大真面目だ!」といい歌い続ける。そしてそれは奇跡を呼ぶ。「じいさんが言うことは本当なのかもな」ってボソリと呟く範多。

 

それぞれ行き違いがあったり揉め事が起きたりしたけど、無人島で生き延びた経験は本当に大きいと思う。一日二日程度なら我慢できるかもしれないが、先の見えない期間出身地も年齢も異なる仲間と共に過ごす大変さ、いつ帰れるかわからない、何が起きるかわからないという不安に打ち勝つこと。無人島で生き延びたこともすごいけど、過酷な状況下…いや、過酷な状況だからこそ仲間と協力し合ったこと。これが宝物なのだ。

 

 

1幕から涙腺がちょくちょく崩壊してた中で、一番リアルだと感じたのは帰りたい気持ちを歌っていたシーン。みんな「無人島での生活頑張ろう!オーーーッ!!」みたいな感じだったけど、実際はやっぱり本土が恋しくて10代の連中は素直にその気持ちを吐露している。それぞれやりたいことがあるという夢は同じなんだけど、それを叶えるためのプロセス・考え方が異なるから衝突も起きる。3日間飲まず食わずならもっと大きな衝突が起きた可能性も考えられたけど、あの程度で済んだのは船長の力かなと思う。船長が絶対とされてはいるけど、船長自体はとても寛容な人で、一人ひとりの意見を尊重し、よっぽどのことでない限り好きなようにやらせてくれる。

 

 

人間の残酷さを感じた。同時に、仲間の素晴らしいさも。

 

範多が読んだことのある本によると人間は極限になると共食いをするらしい。かつてこの島にたどり着いたと思われる者の頭蓋骨には傷跡がたくさんあったーつまり自滅したということ。人間は極限まで追い込まれると何をするのかわからない。だから仲間と協力する。仲間割れを起こしてしまったら取り返しのつかないことになるから。

 

私自身は何か事態が発生したら自分で解決するタイプである。人に頼るのはなんだか申し訳ないし、頼む暇あったら自分でやった方が早いやと感じてしまう。でも、周りを頼ってみるのもいいなぁって思えた。

 

しかし、全部が全部生き延びることを目指すだけのシーンではなく、抜け感のあるシーンもちょくちょく織り交ぜてたのがとても良かった。

 

例えば、人間は極限になると共食いをするという流れで、唯一お尻の肉は美味しいらしいと範多が発言したとき。相棒の父島のお尻を見て「まずそう」って言ったり、飢えのあまり四つん這いになっていた浅野のお尻を見て「美味しそうだ」といいかぶりつこうとしたり。しかし、浅野はこの話を知らないので、急に範多にお尻を揉まれ「そういうのはやめて!気持ちは嬉しいけどそれには答えられない!」。

アドリブも多い。印象に残っているのは見張り台のシーン(先程記述)と国後小川がウミガメの牧場を作るシーン。「ウミガメの気持ちになって棒を立てて」とムチャブリされ、床に這いつくばりながら歩く範多(これ見て笑いが止まらない圭登くん)。「ここにお店を建てる!」「(小川)無人島だから人来ないよ…?」「僕とアザラシくんで作るの!」なんて意味深長なことを言ったり、しまいには「テーマソングもあるの!」なんて言ってマンボーみたいな曲(原曲知らない)歌ったので、配信でピー音が入る。

 

 

やっぱり面白かった。

総括。めちゃくちゃ典型的な演劇作品って感じがして面白かった。結局観劇できなかったというモヤモヤした気持ちがずっと残ってたのでようやく成仏(良くも悪くも印象に残る作品って、心残りがあったり気持ち良い結末を迎えられなかったりするものなんですよね。私の場合私情で1幕しか見れなった作品とかずっと頭の中に残っているし、この島ステも心のどこかで引っ掛かっていた節があるので)。ストレートのわりには歌をかなり織り込んでるけど、キャッチーで良い。特に「一つ!島で手に入るもので暮らしてく〜」の局は初めて聞いたとき以来未だに口ずさんでる。1幕最初と最後あの歌で締めるの最高。

終わり方がとても気持ちよくて、日本に帰還した後この16人はどうなるのかなぁ…数ヶ月間共にした仲間とは離れ離れになるのかなぁ…と想像力を掻き立てられた(考えると涙出てくる)。

 

 

~出演者の印象~

 

・圭登くん

初見:ワーステ

印象:記憶の限り、ワーステで名前拝見したときには「聞いたことある!」って感じだった気がする。櫻井圭登って漢字的にめちゃくちゃ強そうでごついイメージあるけど(ド偏見)、実際は華奢で小柄な好青年。ACTORS LEAGEの後夜祭で自虐ネタ(「ボク何もしてないんです!」)見て以来ハマりつつある。あのルックスでしっかり170あるのは罪。でも、1幕終盤の方で上裸になったときあまりにも細すぎて薄っぺらくて心配になってしまった。今にでも折れちゃいそう…ちゃんと食べてね。

 

・校條くん

初見:島ステ

印象:萩ちゃんながつ主演のリトファンが4月1日に解禁されたとき、上の方にお名前あって「聞いたことあるな…島ステだっけ?」。漢字読めなくて「まいきょ けんたろう」かと思ってました。リトファンが稽古入ってからはツイッターもフォローし始めました。猫好きなんですね…猫好きな俳優さん多くない(雅成氏、蒼木陣くんetc)!?お恥ずかしい限りなのですが、校條くん、国後の相方・小川の方だと思ってましたすみません。はっきりしたお顔立ちで好き。

 

・松田岳くん

初見:島ステ

印象:お名前は何回か聞いたことあるなー程度だったのですが、今回初めて見てみて好青年だなーって印象を持ちました。

 

・いくみん

初見:ACTOR LEAGUE

印象:アクリで顕嵐と同じチームで存在を知り、その後2.5ハマって見始めたあそびばで「あのアクターズリーグ出てた子じゃん!」と繋がる。役者・井阪郁巳以前に面白い素の井阪郁巳を知っていたため、お芝居している姿は新鮮でした。以前インスタライブで嶺亜や那須くんのお名前出してくれたときは嬉しかったなぁ…こうやって界隈超えた繋がり萌えるタイプなんです、実は。

 

・累生くん

初見:文スト映画

印象:お名前自体は斬月やR&Jで存じ上げていたり、ハイチル解散時のインライでも見ていたはずなんだけど、しっかり認識したのは文ストの映画。累生くん演じる太宰本当にかっこよかった。声が良い。織田作への気持ち考えると切なかったけど。累生くんも上裸のときほっっっそくて折れそうだった。心配だから筋肉つけてほしい。

 

・小坂涼太郎さん

初見:島ステ

印象:たびくらげ探偵日記に出演されてた坂口涼太郎さんとごちゃごちゃになる。186ってでか。でも、慈伝で観たことあるらしい。

 

佐伯亮くん

初見:島ステ

印象:陣くんや巧麻くんと同じSUN PLUSの子だよねーって認識はありましたが、しっかり拝見したのはこの島ステ。

 

・前田隆太朗くん

初見:島ステ

印象:お名前は多数聞いたことあります。

 

・稲葉光

初見:記憶になし(しっかり認知したのは2018年くらい?)

印象:お帰りなさいいなぴーーーー!!素敵でした!ジャニーズ退所してから初めて彼のお芝居を見てたけど良かった!!お顔が綺麗なのはもちろんのこと、イチ役者として良かった。セリフも思ってたより結構あって嬉しかったな。

 

中村誠治郎さん

初見:島ステ

印象:頼れる船長。お名前は以前から聞いたことある。

 

燦参七拍子

 

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祭りに参加してきました。

 

とりあえずめちゃくちゃ楽しかった。

 

そして今日も雨。

11時頃土砂降り、昼公演時に止んだかなーと感じるも、終演後はまた降り始める。とんだ災難。

 

周年イベントということなので、歌・ダンス中心というよりは、トークや企画も多かったのが印象。

浴衣やハッピを着ている人もいれば、Love-tune時代のTシャツを着ている人、カップルも結構いた。はじめての親子席導入、1階の最前列に子どもたちがズラーと並んでて、年代層はかなり広め。ちなみにペンラはピンク紫青系が多くて、その次くらいに黄色緑(発色良い組)。

 

始まる前に流れているBGMに合わせてパチパチカスタネットを叩くオタクたち。『夏祭り』の時に関しては太鼓の達人レベルで叩いてて一体感がより増す(買っとけば良かったかな。安井くん曰く、取っ手の部分は緩み始めるんじゃなくて、「手に馴染み始める」)。

 

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席はこんな感じ。私は今回C3だったので、センステに来たときはめちゃくちゃ近かったです(萩ちゃんのコックピットがよく見えた)。

 

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1、2階席入口のところにはビッグ小田ちゃんが降臨してました。神々しい。

 

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外のフォトスポット。

等身大って聞いてたから、背比べできるかな〜♪とか思ってたらポーズ決めてた。ちなみに、今回の森田さんのアクスタ、普通のケースには収まりきりません。そろそろまともなポージングして(切実)

 

今日のハイライト

① 美勇人の胸元(様様の途中にハッピを剥ぐ)

   開幕!

    張

 

② 萩ちゃんのコックピットを間近で見た。目元も堀深いうえに羨ましすぎる。

 

③ 萩ちゃんが安井くんをおんぶ…かと思ったら降ろした際に謙太郎の謙太郎が大ダメージ。しまいには自分のが大きいとか言い始める。

 

④ メンバーより一足先にステージに登場した小田ちゃん(サイズ感)。DJしたり拗ねたりダンスしたりとりあえず忙しい。自分が全然目立てないと言ってぷんすか怒り、間違った解釈されて美勇人叩いたり(パパ長妻さんとはハグ。もはや小田ちゃんの通訳は彼にしかできないのでは)、MONSTERでゴリゴリに踊ったり(キレキレすぎてメンバーより小田ちゃんに見入ったくらい)。中身は福澤の侑くんだと勝手に認識してる。

 

居たしね!

 

MCの際にマネさんが出てきて写真撮ったり。「みんなも映ってね!」の安井くんの一言でオタクも一緒に(イベントっぽい)。「(オタクの顔は)隠す⁉︎隠さない⁉︎」とキャッキャ騒ぐメンバー、ギャルな美勇人。

 

 

あと意外だったのが、衣装のアンケート。

毎公演2択で提示された衣装をオタクが決めることができるんだけど、今回はWAOの黒衣装or武者の衣装。個人的にはお祭りだし記事の薄い武者の方が良いかな~なんて思ったけど、結果はWAOになった。

状況も状況だったし、一年半前ということもあってこの時の衣装は希少価値が高い、らしい。一年半前かぁそんな最近だっけ、、あっという間だなぁと思いながらも、この一年半で新規さんがたくさん増えたのかなと考えてしみじみ。

 

そしていつかはUNORDERの赤衣装やGIRLのあの可愛い衣装を生で見てみたい。ナカサチさんの衣装本当に素敵。

 

曲だと、sabaoflower(シャボンフラワーと読みます)のバンドアレンジがめちゃくちゃ好きだった。今回の曲はかなりアレンジされてて冒頭のイントロだけだと次何来るかわからないものが多かったんだけど、シャボンに関してはNO WAY OUT(SHARK2参照)かと思ったもんね。

 

ラストを飾ったのは雨はじ。いいねこの曲シメに合う。しんみりした雰囲気を一変させみんなで一体感出して盛り上がれるナンバー。サビの「オーオーオーオーオーオーオーオー」は客席が明るくなったりしてC&R求められるし(両手挙げてノるだけ)超楽しい。

 

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演劇を考える

今回取り上げるのは、鴻上尚史さんの『演劇入門ー生きることは演じることー』(集英社新書)。

 

書店の新書コーナーをふらふらしてたら鴻上さんのお名前が目に入り、「鴻上さん!?梅ちゃんの虚構の劇団の!!」ってノリで気が付けば即決。

 

本の学びを深めるために大事なのは、正解はなんだろうか、でなく、自分はどう読むのか。そして、ひとはどう読むだろうかと、ほかの解釈に関心を持ち、それを突き合わせること。こういう試行錯誤の繰り返しが、本の学びを深めることなのです。(橋爪大三郎筆『人間にとって教養とはなにか』SB新書)

 

あくまでイチ高校生としての考え方ですが、橋爪さんがおっしゃるように、自分の解釈・意見ってしっかり持っておくべきだなと思いこの記事を執筆致しました。

 

 

【本の要約】

Ⅰ 演劇の特徴

①リアリティの幅が広い=観客がリアルだと感じるための条件が緩い(小説>マンガ・アニメ>演劇>映像)

②演劇はセリフの決まったアドリブ…セリフは決まってるけど、言い方はその瞬間の相手次第

=考えることと感じることを両立させる…セリフを言うときには相手の言葉や空気などを感じねばならない

 

Ⅱ 観客が熱しやすい理由

①迫力がある…役者と観客が同じ空間にいる

②たった1回ここでしか体験できないという感覚

③チケットが高い

④勝手に止められない

 

Ⅲ 演劇で想像力が養われる理由

①情報量は圧倒的(視覚的なものなど)but伝える意味は曖昧…曖昧(充分な説明がない)だからこそ感情移入しやすい

②観客が視点を選ぶことができる=観客が主体的に参加する

③他人の視点で人生を見る経験をする→他人の気持ちを想像できる力が養われる

 

Ⅳ 演劇が求められる理由

①私たちが演劇的な構造に生きているから…私たちは日常の仲で見る人(=観客)を想像して振舞う

②観客と出会える…失われた共同体を埋められることもあれば、疎外感を感じることもある→観客が観客と出会うことは衝撃的

③心を動かせる…日常生活で心を動かすのは危険で負担が大きすぎるため、「心が動いたフリをする」

④「現実の人間関係で苦しむのは嫌だけど、虚構の関係の仲で人間関係を堪能したい」と考える人たちのために

 

【評論】

Ⅰ演劇の特徴

①リアリティの幅と2.5次元

リアリティの幅が広いというのは考えたことがなかった。言われてみれば、マンガやアニメ、ゲームが原作の作品は近年2.5次元舞台としてよく耳にすることが多い(本書には、2.5次元作品が潮流となっているのはマンガ・アニメと演劇のリアリティの幅が近いからだと記載されている)。

 

ぴあ総研の調査結果によると、一番最近の2018年で上演作品数は197本、総動員数は約280万人、市場規模は226億円となっている。基本的にどの項目においても伸び率は増加傾向にあり、今後2.5次元作品はさらに増えていくと考えられる。

 

【ぴあ総研】2.5次元ミュージカル市場 2000_2018年推移 (pia.jp)

前年比45%増。成長を続ける2.5次元ミュージカル市場/ぴあ総研が調査結果を公表|ぴあ株式会社 (pia.jp)

 

そもそも「2.5次元ミュージカル」とは何なのか。「日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称」(一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会オフシャルサイト)として定義すると、一番始めに2次元作品を舞台化されたのは1966年『サザエさん』だとされている。その後、『ベルサイユのばら』(1974年 宝塚劇団作品)や1990年代に『美少女戦士セーラームーン』などが上演されるが、一般的に2.5次元ミュージカルの先駆けと言われているのは2003年初演の『ミュージカル テニスの王子様』(通称テニミュ)と言われている。「2.5次元ミュージカル」という言葉が使用され始めた時期は曖昧だが、「2.5次元」という言葉自体は2003年に製造業で「2.5次元加工」、2007年にGoogleマップが「2.5次元地図」と呼ばれるなど2000年代には既に使用されていることがわかる。また、一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会が2014年に設立されていることから、2014年までには「2.5次元ミュージカル」という言葉は普及しており、2003年頃~2014年の間に「2.5次元」という言葉が2次元作品原作の舞台と結び付いたということが考えられる。

他にも、単純に「2次元作品を3次元の役者が演じている」という理由で間を取り「2.5次元ミュージカル」とファンの方々が呼び始めたという説も考えられるなど、「2.5次元ミュージカル」の言葉の由来には諸説ある。「2.5次元ミュージカル」という言葉だけでもその謎は深い。

 

しかし、私は疑問に思うことがある。2.5次元ミュージカルとは、2次元作品が原作であれば全てそう呼ぶのであろうか。例えば、『弱虫ペダル』は舞台作品として定番である(通称ペダミュ)が、2019年原作が実写映画化(主演:永瀬廉)された際に「2.5次元」と呼ばれることはなかった。舞台俳優が原作物を舞台化すれば「2.5次元」と言われるが、ジャニーズや映像作品をメインに活動する俳優が原作物を実写化するときには「2.5次元」とは言われないのである。

また、先月上演されていた舞台『無人島に生きる十六人』(通称島ステ)は単行本を原作とした作品だったが、これが2.5次元ミュージカルかと問われてみればそうは感じない。2.5次元ミュージカルの範囲を「音楽・歌を伴わない作品であっても、2.5次元ミュージカルとして扱う」(2.5次元ミュージカル協会オフィシャルサイト)と定義すると(島ステは歌も多く含まれているが、あくまで“舞台”である)、この作品は2.5次元ミュージカルに含まれるが、自身がそうと感じないのは、登場人物の姿やストーリーが日常的な人間とさほど変わらないからではないだろうか。協会は2次元が原作であれば2.5次元ミュージカルであると定義しているが、実際のところは、ウィッグやカラコンをしていたり、一般的な人間とはかけ離れた見た目や境遇を持つものが2.5次元ミュージカルだと捉える基準となりつつある。 

 

ここまで2.5次元ミュージカルについて語源を考えたり疑問点を挙げたりしたわけだが、日本は2.5次元ミュージカルをもっと推していくべきだ。欧米を舞台とした演劇作品が数多く上演されていることは、他国の文化を知るという点でも様々な作品に触れるという点でも非常に大切である。しかし、日本の文化を海外に発信していくとなれば、日本独自の作品が求められる。そこで、日本が誇る漫画やアニメを舞台化することで他の国にはない独自の作品を作ることができる。日本の2次元作品を舞台化するなら、他国でもできなくはないが、脚本家・演出家・原作者とのネットワークなどを考慮するとやはり最も上演しやすいのは日本なのである。

日本史をテーマにした作品も良い。日本の歴史は他国と比べて特徴的であり、世界的に見てもマニアは多い。それらを発信することは日本への興味を一層深めることにも繋がる(ご存知の通り日本は少子高齢化に直面している。在留外国人の数は年々増加しているが、それでも人口減少のスピードには追い付かない。これを食い止めるためにも外国人を呼びこんだり日本の価値を知ってもらうことは大切なのである)。

 

個人的には、舞台『刀剣乱舞 外伝 此の夜らの小田原』が2.5次元ミュージカルの要素に歴史的要素を組み合わせた作品として非常に日本らしさを含んだ作品だったように思う。刀剣乱舞自体が歴史的な話ではあるが、この公演は小田原城で上演されており、より日本の「和」の文化を感じることができたのではないだろうか。

 

②演劇はセリフの決まったアドリブ

「演劇はセリフの決まったアドリブ」という言葉がずっと頭から離れない。同じ作品を何回も観に行く人がいるのは、公演ごとに受け取るものが違うからだと思う(他にも理由は様々だが)。映像作品ではないので、全く同じ公演は存在しないわけだし、テンポや間、表情なども微妙に違うわけだし、仮にほぼ同じ公演があったとしても着眼点を変えれば新しい発見を得ることもできる。私の場合はどちらかと言うと、同じ作品を何回も見るより違う作品にたくさん触れたいタイプだが、同じ作品を何回も見ることによって物語が繋がった経験や見落としていた表情に気付くこともできた。

 

Ⅱ観客が熱しやすい理由

これこそ情報化社会においても演劇が続けられる理由である。演劇というのはわざわざ劇場にまで足を運ばなくてはいけないし、時間にも拘束されるし非常に不便で不自由な媒体だ。しかし、「より多くの人へ、より早く、より正確に」が求められる今日は目まぐるしく、すぐ疲れてしまう。たまにはアナログが恋しくなるのではないだろうか…これが私の見解である。

近年では上演に伴い配信が導入されているケースも多い。コロナを懸念する人や家事、仕事などの事情で劇場に行く余裕がない人、金銭的余裕がなくて何度も劇場に足を運べない人などにとって、配信は有難い救済手段である。劇場に行く不便性を取り除き、いつでもどこでも見ることができる、映像作品のように止めることだってできる、そのうえチケット代も安い。一見利点が多いように思われる配信だが、それでもなお演劇が劇場で上演されるのは、「生」での感覚を味わいたい人が一定数いるからである。

またもや自身の話になってしまうが、金銭的負担は大きいものの、配信を買うのであれば劇場に赴きたいというのが持論である。たまに配信を買って何度も見返したりはするが、演劇の醍醐味である「生」を味わうために、高くついても劇場に行く。好きな役者に「生」で会いに行く、好きな演出家の演出を「生」で見る、演技を「生」で見て「生」の感情を感じる。演劇が演技、舞台装置、芸術、音響など総合芸術だからこそ、ナマモノなのである。

 

Ⅲ演劇で想像力が養われる理由

他人の人生を経験することができる、というのは小説においても映像作品においても同様である。しかし、他の媒体と大きく違うところは、「生」であること、そして視覚的な情報量が多いにも関わらずその視点が定点的ではないということである。視覚的な情報量的には映像作品も多いが、映像作品の場合は編集者の意図によって視点を定められている。見たいところを見ることができないというもどかしい経験はしたことがある人も多いのではないだろうか。一方演劇は「生」であるため、目の前で繰り広げられている視点を定めることはできない。映像作品では切り落とされやすい手や足の動きなど、表情のみからでは読み取れない様々な感情表現に気付くこともできる。

 

Ⅳ演劇が求められる理由

①私達は皆役者だ

私たちは皆役者である。自覚はなくとも周りの目を意識して行動・言動を起こす。それは「他人に見られている」という点で舞台に立つ役者と一致しており、人は誰しもが自分を演じている。演じると一口に言っても、家族の前と友人の前との自分が違ったり、さらには友人の中でも人によって立ち位置が違うなど、常に自分を使い分ける。演劇はその点において、私達に演じるうえでのヒントを与えてくれたり、例を提示してくれたりする。

 

②観客と出会う

これはイチ観客としてとてもわかる。毎公演入っている観客は違うし、公演によって笑ったり拍手したりスタオベしたりするタイミングが異なる。周囲が泣いていれば自分も泣きやすいし、反対に周囲の反応が固いと自分も笑いづらいし、演劇の質は観客によっても変わることをよく感じる。

 

③④心を解放する

演劇は人の心を動かすことができる。日常生活でいちいち心を動かしていたらあっという間に潰れる。日本人は特に、自分の本音を隠して上っ面だけ笑って、他人との衝突を避けようとする。そんなずっと我慢しきっている心を解放する手段が演劇である。また、人との繋がりを保つために演劇が必要とされる。同じ空間を多くの人と共有しながら、傷つかずにすむ手段としてもってこいだ。

 

 

参考文献

(書籍)

『演劇入門ー生きることは演じることー』鴻上尚史(集英社新書)

『人間にとって教養とはなにか』橋爪大三郎(SB新書)

(論文)

2.5次元ミュージカル』鈴木国男

(Webサイト)

一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会オフシャルサイト

『前年比45%増。成長を続ける2.5次元ミュージカル市場/ぴあ総研が調査結果を公表』

(その他)

YouTube『【考察】「2.5次元」の語源を調査したら宝塚&でんぱ組.incテニミュ等の名前が出てきて最後はピラミッドにたどり着いた【ゲスト小西詠斗】』ぼくたちのあそびば

 

チビジュ 紹介

 

Go!Go!kids

羽村仁成(はむら じんせい)

生年月日 2007.7.15

愛称 仁成、はむ、はむじん

出演作品 『49』『お兄ちゃん、ガチャ』『家政婦のミタゾノ』『大河ドラマ おんな城主 直虎』『貴族探偵』『俺の家の話』『二月の勝者』

グループ最年長兼まとめ役。入所前から子役をやっていたので、個人的には後輩感強かったけどこのメンツだとまとめ役にならざるを得ないだろうな…と思う。しっかりしてるし客観的に物事を観れるし、自分にストイックでありながらも周りに優しいのでまさもお兄ちゃん。剣心のお世話係。ドラマ班として既にテレビで大活躍中。演技が本当に上手なので見てほしい。

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松浦銀志(まつうら ぎんじ)

生年月日 2007.5.11

愛性 銀志、銀ちゃん

出演作品 『生徒が人生をやり直せる学校』『黒鳥の湖』

キンプリ平野紫耀くんに代表されるように、先輩からめちゃくちゃ可愛がられる。

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寺澤小十侑(てらさわ ことう)

生年月日 2008.2.22

愛称 コトー

この一年での爆イケ化がやばい。最近ハマってるのは指ハート(地上波でも少クラで繰り出してくるので間違いない)。

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三村航輝(みむら こうき)

生年月日 2008.4.12

愛性 みむ

ISLAND TVより、“いつもお菓子食べてる子”が定着したほんわか不思議ちゃん。入所当時はカメラを真っ直ぐ見られなかったけど、最近克服してきてからは可愛い度が認知されつつある。おうちはトランペット一家で、8.8の時はあの東京ドームで披露したり。

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田仲陽成(たなか ひなり)

生年月日 2008.9.21

愛性 ひなりん

出演作品 『スカッとジャパン(中島健人の幼少期役)』

穏やかそうに見えて、一番闘争心に燃えてるタイプだと思ってる。サッカーがガチで強い(全国規模の大会で賞に入ってる)。キャッチコピーは「たなかのなかは仲良しの仲です!」。

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佐久間玲駈(さくま れく)

生年月日 2009.4.4

愛性 玲駈ちゃん、れっくん

出演作品 『#リモラブ』

前述したので長くは書きませんが…顔が良い性格が良いこの1、2ヶ月で声変わりが始まりおばさんは悲しい…。

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鮫島令(さめしま りょう)

生年月日  2009.5.7

愛性 鮫ちゃん

しっかりしてるのであまり末っ子感を感じないけど、実は元末っ子(剣心が入る前まで)。19年組最年少だったれっくんとは同い年ということもあり、オーディション当初から打ち解けていたらしく、鮫ちゃんの仕事が途絶えてたときも愛を感じたさめれくコンビはグループの中でもイチオシ。よくゲームしたり現場での絡みも多い。

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上原剣心(うえはら けんしん)

生年月日 2010.3.9

愛称 剣心

出演作品 『“それ”がいる森』(オーディション)

上原感ゼロ。人見知りをしないので、どこの現場に行っても可愛がられる。

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無所(19年組)

石渡大和(いしわた やまと)

愛称 やまと、やまとっち

年齢のわりに身長めちゃくちゃちっさい。高校生になってすぐ茶髪に染める。

入江奏多(いりえ かなた)

愛称 かなてぃー、かなてぃす

チビジュの中で一番元気。一年前くらいまでは島TVの更新度めちゃくちゃ高かった。少クラのパフォーマンスを見てわかるように、ダンスは全て入江奏多風にアレンジされる(一人だけ違うの踊ってる?レベルで無駄な動きが多い)。とりあえず疲れた日はかなてぃーのダンス見ると癒されるよ。

 

無所(20年組)

岸蒼太(きし そうた)

愛称 岸くん、蒼太

 

鍋田大成(なべた たいせい)

愛称 鍋ちゃん

オールバックがトレードマークの彫り激深イケメン。

 

岡橋亮汰(おかはし りょうた)

愛称 岡ちゃん

 

無所(21年組)

 

 

末永光(すえなが こう)

愛称 こう、末ちゃん

瑛朝と一緒にゴリ押しされてるえさこうあお(瑛朝末永壱岐)の最年長。入所前にはキスドキに出演し、「将来の夢はジャニーズになること」と宣言(有言実行)。自分の魅せ方を13歳で既にわかっており、めちゃくちゃ出し方が上手。ダンスはジャニーズイズム満載のザアイドル。

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渡辺惟良(わたなべ いら)

愛称 惟良

えさこうあおの次軍いらとき(惟良十輝)。塩顔イケメン好青年。

 

小山十輝(こやま とき)

愛称 十輝ちゃん

中学受験を無事に終え志望校に合格し、親孝行ができてよかった!と超家族思い。ぷくぷくりんごちゃんみたい。岡ちゃんんとちょっと似てる。

 

山越源斗(やまこし げんと)

愛称 源斗

お調子者、元気。

 

千田琥太朗(ちだ こたろう)

愛称 コタローちゃん、こたちゃん

元気いっぱい、でもまだ自分に自信なさげ。

 

安達柊我(あだち しゅうが)

愛称 柊我

奏琉、裕理くんと並ぶちび3トリオ(サイズ感の話)。

 

小久保向一朗(こくぼ きょういちろう)

愛称 きょうちゃん

IALAND TV発信の「きょーいち!ハッピー!」がわずか数か月で普及、同期にいじられたりしてるけどアイドル精神めちゃくちゃ高い。

 

高橋奏琉(たかはし かなる)

愛称 かなるん

ちび3トリオの一人。ピアノできます。多分あざといのは自覚済。

 

飯島公平(いいじま こうへい)

愛称 公平

 

林田芯(はやしだ しん)

愛称 芯くん

 

鈴木瑛朝(すずき えいさ)

愛称 瑛朝

入所した瞬間に事務所からゴリ押しの21年組センター。オーディションの次の日にはMyojoの撮影、他にも8月放送の少クラにすぐ呼ばれたり個人のお仕事もすぐもらうなど待遇がレべチ。声が高い&大きいのでたまに何言ってるか聞き取れないときもあったりするけど、そこが可愛い。山田涼介くんと阿部亮平くんの幼少期みたいな。一人称は瑛朝。

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壹岐碧(いき あおり)

愛称 あおりん

瑛朝、光くんと比べると少しだけ仕事量少ないけどめちゃくちゃ推されてる。顔のパーツが全て大きいうえに、手足も長いので人類史上最も麗しいのでは(オフショ写真が出たときは、手足が長すぎるあまり体操座りをしているはずがもはや体操座りではなかった)。キレのあるダンスが特徴。一人称はあおり。

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廣末裕理(ひろすえ ゆうり)

愛称 裕理くん、ゆうりたん

ジャニーズ史上最年少入所(小1)。ちっちゃいけど、8歳のわりにはめちゃくちゃしっかりしてる。

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じゃにのチャンネルでもその年齢には驚き。

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GO GO KIDS 結成

 

グループ結成おめでとう。

ローラー隊という括りができてだいたい半年…いつかはグループできるんだろうなーって思ってたし(HiHiバックの際にお披露目かと思ってた)、これからこの8人で活動するんだなって改めて思った。

 

ただし、、、ネーミングセンスは…。これまで、東京B少年って聞いて「くどいし面倒くさいからさっさと美少年って言えよ!」って言ってたら、Sexy美少年になったときは「どっから来たのそのSexy!?セクゾに弟子入り!?美少年って自分たちで言う!?」っていちゃもんつけたり、はたまたなにわ男子が結成したときは「なにわ皇子!?男子ってもう青年なんだからさー!!」なんて思ったり、リトカンが結成したときは「リトルって成人したらもぅリトルじゃなくなるでしょ!?ちび5からほぼ前進してないじゃん!?」ってぶーぶー言ったり、これまで色々あったけど今回のグループ名聞いてもう何も言葉が出てこない……キンキの子分にでも、、、?キッズじゃなくなったらどうするのよ、、、?

 

とまぁそれはさておき、セトリは神!!(レポ拝見)

HARU・NADU・AKI・FUYUあったって聞いた時はマジかよ!?と思ったし、Ya-Ya-Yah が多いのめちゃくちゃ嬉しい。瑛朝のソロもあったようだし、事務所の贔屓ってのは怖いもんだな…と改めて実感、、、

 

色んな感情が入り乱れてるけど、とりあえず約3年弱、入所以来推してきた自担くんがついにグループ入りしたということでめでたいめでたい。

 

佐久間玲駈くん。

 

私がれっくんを初めて見たのは8.8。目くりくりした可愛い子いるなー目が特徴的だなーっていうのが第一印象で、その後Myojoに出てきて(個人的にはMyojo出れたらジュニアとして認められたと思ってる)なかなかすごい顔で(笑)、「可愛いんだけどビジュ最悪…来月号見て(推すか)決めよう…」と思って1ヶ月待ったらどストライク。そして次の号に関してはガチ天使で、一生ついていくことを誓った。

 

そんなれっくんの推しポイント

 

①顔

何と言っても顔が良い。とりあえず顔が良い。顔の半分目。二重が綺麗だしくりくりしてるから一度見たら忘れられない。笑い方も超絶天使。

 

②真面目、真っ直ぐ、謙虚、ピュア

ゲームが大好きなれっくん。しかし佐久間家のルール上、夜7時以降のゲームは厳禁なので忠実にそれを守る。お仕事に関しても求められたものをそつなくこなしてくるというか、これぞザジャニーズって感じ。先輩に対しての礼儀がめちゃくちゃしっかりしてる(先輩からしたら固いなって思われてるくらい)。小学校高学年〜中学生って背伸びしてカッコつけたがる年毎だけど、彼の場合は雑誌で「一人称を名前のままにするか俺にするかで悩んでる」とかとりあえずピュア。

 

③変人

真面目で普通そうに見えて、この人すごい変人なんだろうなってISALND TV見てよく思う。

 

 

 

勝手にメンカラ予想

 

羽村 青(緑と迷ってる)

寺澤 紫(絶対)

銀志 赤

陽成 黄(絶対)

三村 オレンジ

玲駈 ピンク

鮫島 緑(青と迷ってる)

剣心 白

 

ツイッターで調べたら鮫ちゃん白って声も多くて、言われてみればそんな感じもするなーって思ったけどとりあえずこれで押し通してみる(笑)

 

正直なところ、手放しに結成は祝えない。他の子たちが頑張ってることもよく知ってる…特にかなてぃー。ずっと小十侑たちと同じ括りで活動してきてローラーも練習してたのに、21年組が入ってきてからチビジュのバランスが変わり始めてかなてぃーは後ろに追いやられるし、ほ〜スクールも瑛朝に取られちゃうし(出川さんとの相性すごい良かったと思うんだけどな)。

 

そもそも剣心の存在自体がまだ謎に包まれてる。初めて顔出しされたのはジャニアイのポスターだけど、それ以前に巷では名前が流通してて(笑)そもそも去年の夏休みに銀ちゃんたちとローラースケート場で目撃されてた時点で、幹部は彼をローラー隊に編成しようとしてたんだろうなぁ…

 

でも、もうグループができたからには頑張ってほしい。良いことも悪いことも共有できるような大きいグループになってね。

 

 

 

【2022.5.3 17:00(初日) レポ】

 

MC 自己紹介

・Go!Go!kids

 

1 鮫島令

「鮫島令12才です。好きな食べ物はジャガイモで、趣味は虫の観察をすることです。あだ名はさめちゃんとかさめです!覚えてください!」
陽成「好きな虫はなんですか?」
スマトラオオヒラタクワガタとパラワンオオヒラタクワガタです!」

 

2 三村航輝
「三村航輝です、13才の中学2年生です。好きなことはお菓子を作ることと食べることです!よろしくお願いします!」


3 松浦銀志
「松浦銀志14才です、中学3年生です。好きな教科は体育で嫌いな教科は英語です。今日はよろしくお願いします!」

 

4 佐久間玲駈
「佐久間玲駈です13才です。得意料理はカップラーメンです!嫌いなものは虫です。名前だけでも覚えてください!よろしくお願いします!」


5 上原剣心
「上原剣心です12才です中学1年生です。好きな果物はマンゴーです!知ってますか?僕のマンゴー好き!よろしくお願いします!」

 

6 寺澤小十侑

「どうも寺澤小十侑です!中3です!誕生日は2月22日でニャンニャンニャンだけど好きな動物イヌでーす!お願いしまーす!」


7 羽村仁成
羽村仁成!中学3年生14才です!趣味はサウナです!今日は最後まで楽しんでいってください!」

 

8 田仲陽成

「田仲の仲は仲良しの仲です、田仲陽成です!好きな食べ物はゴールドキウイです!今日1日頑張るのでみなさん応援よろしくお願いします!」

 

陽成「ここの8人でGo!Go!kidsっていうグループ名を貰ってこれからも頑張っていくのでみなさん応援よろしくお願いします!」

 

・5人(21年組前列)

 

9 末永光

「自己紹介します!末永光です!13才の中学2年生です。さっき声が裏返って恥ずかしかったです笑」


10 渡辺惟良
「渡辺惟良13才の中学1年生です!好きな食べ物はお寿司です!嫌いな食べ物はトマトです!今日はみなさん僕たちと一緒に盛り上がっていきましょうー!」

 

11 鈴木瑛朝

「どうも鈴木瑛朝です!正直今この拍手ですごい緊張してます!今日は僕たちと一緒に楽しんでいきましょう!」


12 小山十輝
「小山十輝です7月31日うまれ12才です!好きな電車はE233系東海道線です!僕は電車を見ることが好きなので、覚えてください!」→電車アナウンス披露

 

13 壹岐碧
「壹岐碧です11才です。5月21日うまれの6年生です。苦手な科目は国語,算数,理科,社会で、好きな科目は図書です。よろしくお願いします。」

 

末永「この5人覚えてください!」

 

・5人(19年組+20年組)


14 岡橋亮汰
「岡橋亮汰13才中学1年生です!誕生日は4月28日、四葉のクローバーで覚えてください!」


15 鍋田大成
「鍋田大成です。中学2年生の13才です。さっき岸くんの手が顔に当たっちゃってちょっと痛いです。このオールバック覚えててください!」

 

16 岸蒼太

「どうも岸蒼太です!自称ダンスリーダー!だよね??です!今日は1日盛り上がっていきましょーう!」


17 入江奏多
「こんにちは!あなたのエナジードリンクになりたい入江奏多です!この中だと1番元気があるのでみなさんに元気を与えられるように頑張ります!いぇーーーい!」

 

18 石渡大和
「石渡です、石渡大和です。この中の最年長やらせてもらってます。いま高校1年生です!15才です!覚えてください!よろしくお願いします!」

 

石渡「この5人でダンス頑張ってるのでよく見てください!よろしくお願いします!」

 

・9人(フレジュ21年組)


小久保「初めまして!僕たち9人は果実のようにフレッシュ100%,元気100%,可愛さ100%でやっています!今日はみなさんに会えてとっても嬉しいですありがとうございます!今から自己紹介をしていくので僕たちの顔と名前覚えて帰ってくださいね♡」

 

19 山越源斗

「山越源斗です、中学校2年の13才です。好きなお笑い芸人はなかやまきんにくんです」→(幼少期のなかやまきんにくんギャグ)『パパー!(パワー!)』
○○「ママいっとく?」
小久保「幼少期時代のなかやまきんにくんカッコママです」
○○「ネタバレしちゃった」
山越『ママー!』

 

20 千田琥太朗

「あなたの心に狙い撃ち!バキューン!どうも千田琥太朗です!僕はど田舎に住んでます。周りが田んぼなんで夏になるとオタマジャクシを素手で捕まえます!ぼく天然なんでみなさん言ってることが分からなかったら、言ってください!みんな盛り上がっていきましょーう!」

 

21 安達柊我

「中学1年生12才の安達柊我です。趣味は音楽聴く事とバスケの試合をすることです!今日もみんなに顔と名前を覚えてもらうために頑張るので応援よろしくお願いします!」


22 大澤龍太郎
「大澤龍太郎14才中学2年生です!特技は野球です!みなさんの心にストライーク」

 

23 小久保向一朗
「こんにちは小久保向一朗です!特技はアクロバットです!今日はみなさんできょういちハッピーで楽しんでいきましょーう!」


24 飯島公平

小久保「続いて飯島くんです!」


25 高橋奏琉
小久保「高橋奏琉くんです!」


26 林田芯
小久保「続いて林田芯くんです!」

 

27 廣末裕理
小久保「9人目裕理くん!裕理くんは小学2年生になって出来るようになったことはありますか?」
廣末「名前は廣末裕理です。好きなスポーツは野球です。最近できるようになったことはムーンウォークです」→披露

 

小久保「今日はこの9人を覚えて帰ってくださいね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレジュ×夢キュン

 

少年倶楽部 2022.4.8放送回

ふみキュンの夢キュンステージ

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とりあえず良かった!!!河合くん本当にこの場を設けてくれてありがとう😭

 

19年組の子たちも入所して3年が経とうとして後輩もできたし、ちょっとずつ推されてる子と推されてない子の間に差が出始めて、当初は推されていたかなてぃーや大和っちが後列に行ったり、21年組が入ってきてえさこうあおや剣心が前に出てきて。ちょっとずつフレジュの中でも立ち位置が変わっていってる中で、久しぶりにみんなが集まっているところを見て感動した。

 

凌くんやホリが呼ばれました!!!2人を推さない事務所もったいないことしすぎ。久しぶりに撮ってたアイランドティービーでホリめちゃくちゃ大きくなってたし凌くんも目元の印象を残したままいい感じに成長してる。

 

ひなりん。小十侑、銀ちゃんと一緒に入所当初から19年組のトップを走ってきて、いつの間にやらローラー隊のセンターに。最初はれくぎんじがセンターだったはずなんだけど、次第にことひなに変わってってた。サビの入りで2人で顔合わせて前に出てくるの本当に良かった。19年組の歴史がここに詰まってる。「大空打ち抜け Fly away」での指差しひなりん天使。ファンサの仕方が憧れの先輩けんてぃーとか海人とそっくりなのよ😭

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年々爆イケ化してく小十侑。この一年で一番成長したのは彼とみむだと思う(みむは後述)。涼しげな目元や口元のほくろが色気ダダ漏れ、最近ハマってるのかトラジャバックのMステでも今回のステージでも指ハートめちゃくちゃしてくれる。

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相変わらずちっちゃくて可愛い銀ちゃん。彼はダンスがめちゃくちゃ得意だけどローラーしてる時も堂々としててアイドルだなぁって思った。でも今回は銀ちゃんの見せ場少なかったなぁ…

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仁成。入所当初は事務所が勿体ぶったのか露出が少なかったけど、だんだん頭角を表してきて今やフレジュの中で個人仕事ナンバー1。グループで活動するなら一人くらいドラマ班があっても良いはず。この年齢でこんな自然に演技できる人材は本当に珍しいのでもっとドラマや舞台に出てほしい。グループだと身長的に端になることが多いけど、仁成がいるときの安定感すごい。

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入所してしばらくはカメラを真っ直ぐ捉えることができなかったみむが今やカメラに向かってファンサまでできるように。研修生の中に毎年絶対いるんだよね、カメラを見れない子。しかも7人の中でも結構ローラー上手くてびっくりした!!ローラーができるようになって自信がついてきたのかなとか思ってる。本当にローラーで走りこなしてる姿は華麗で、彼の場合は歌よりもダンスよりもローラーをしていた時の方がしっかりしてるなって思った。

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一番最初のMyojoに出てからしばらく仕事に呼ばれなかった鮫ちゃん。そんな時にれっくんがよく雑誌で「鮫島ちゃんが〜」って名前を出しててくれて、さめれくの歴史はここから始まってる。そんな鮫ちゃんが今回のワナビーでセンターで何回もしてて号泣案件。どこにいようとずっと腐らずに頑張った鮫ちゃんだからこそできたパフォーマンスだったと思う。

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WANNA BEEEEで真ん中から出てくるとき、コケてしまったれっくん。それでも必死に立ち上がって何もなかったかのようにパフォーマンスしきる姿を見てめちゃくちゃ勇気をもらえた。「そうすりゃなんか伝説になれそうじゃん」で銀ちゃんとスーパーマンみたいな決めポーズをしていたところが可愛かった。フレジュにしかできないポーズ。

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個人的になんだかんだ彼らがステージ上でローラーする姿を初めて見たので気付いたら涙出てきてた。21年組が入ってきてくれたことによってちびジュの仕事の幅が増えてる。

 

 

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今あおりん163あるらしい(YUMA HOUSEにて)。個人的にジャニーズイズムが強い光くんのダンスも好きだけど、シャカリキなあおりんのダンスも好き。